今のスマホが相当ヤバイ。
バッテリー100%でネット見てるとモリモリ電気が減っていき、10分後には10%になってしまう。
だがドコモショップにバッテリー交換に言ったら古くて在庫がないと言われる。もうだめだ。買い替えるしかない。その場で廉価盤スマホを買わされそうになったが、踏みとどまる。
自分にとって必要なスマホとは、何なんだ?
さすがにスマホもだいぶこなれただろうから安くても機能はそこそこ問題ないと思うのだけど…
で。いろいろ調べてみる。
まずメーカーはSHARP一択。同じメーカーだと安心感があるし、選択肢が多いと迷いすぎる。時代の荒波に飲まれても、ずっと一線にとどまってくれてるのはありがたい。
ドコモショップで進められた廉価版=AQUOS sense3 SH-02Mは値段がお手頃でひととおり全部入っている。バッテリー持ちがすこぶる良いらしい。素晴らしい。が。そこはやはり廉価版。遅い、遅い、の世間の評価が不安を煽る。「わずかな時間ですが、立ち上がりが1テンポ遅れます。」この1テンポが大きいんですよ。加えてテレビ機能が入ってない。そうか。テレビはもうレガシー扱いなんだね…。
そしてこのタイミングで父親がスマホを買う。「やっぱり国産がいいんじゃないかね。」とアドバイスしたら、同じシャープのAQUOS zero2 SH-01Mを買ってしまう。父親のより劣った製品を持つわけにはいかない。変な自尊心でsense3は却下。してそのzero2は?機能面は相当高く、ゲームもグリグリ動く高機能。加えて軽い。大きいのに軽い。素晴らしい。だがこっちにもテレビがない。さらにイヤホンジャックすらない。時代の流れがどちらもレガシーにしてしまったが、まだ自分には必要なんだよな。ここで諦めてしまって良いものか…。
そしてシャープのAQUOSにもう1系統があることを知る。それがRシリーズ。シリーズ最強のラインだが、直近のR3は販売が止められている。なぜなら新機種が控えてるから。今使ってるスマホが使い物にならない状況なので、今すぐにも欲しいってのに!しばし情報を調べ、新製品の発表と予約日を把握し、時が来たらすぐ予約だ!
こうして予約したのが、AQUOS R5G SH-51A。ウリは第5世代移動通信システム「5G」と「8Kカメラ」対応であること。大容量の動画を最速に送れる!!…いやそんな機能は求めてないんですが。自分にはオーバースペックっすよ。でもま。自分のスマホが「すごいスマホ」であるのは悪くない。テレビもイヤホンジャックもついてくる。そして現時点で最新のCPUと最大のメモリ容量という安心感。sense3の3倍ぐらいの値段なのは辛いところだが、長く大事に使おう。
なお、これまでのケータイ半生はこうなる。
SO-505i
↓
2004年12月 SH-901iC
↓ 4年2ケ月
2009年2月 SH-04A
↓ 1年10ケ月
2010年12月 SH-03C
↓ 3年3ケ月
2014年3月 SH-01F
↓ 6年。
2020年3月 SH-51A ← New!
今の印象で振り返ると。
ジョグダイアルを筆頭に、いろいろ稼働しデジカメっぽく使えるガジェット的なSO-505i(青)。この頃はAIBO,PS2,VAIO-U。ソニー最強の時代だった。が、ソニーが面白い製品作りをやめていくなか、自身はMZからの古巣、シャープに戻る。SH901iC(赤)は回転2軸のこだわりが気にいったが、それ以外はスタンダードなケータイだったかな。4年も使い込んだ。続くSH-04Aは拘りマシン。スライドで出てくるミニキーボードが最強で。スマホでも取り入れてくれないかと思ったが、そういうのはソフトバンクで1機種出ただけ。
惜しみつつもスマホ時代が到来してしまったので2年を待たずに次の機種へ。
SH-03Cはスマホの練習&3DSで一時的な立体視ブームが来ててそこに乗っかった端末。
アンドロイド自体の完成度もまだ低かったから、短命でしたな。立体視ブームと同じく。SH-01Fには、もうあまり期待はなかった。普通に動いてくれればいいと。で。普通に動いてくれた。初期の電話2台持ちとか変則的な立ち上がりだったが、途中合流の社給iPHONEと共に頑張ってくれた。バッテリーさえ持ってくれればもうちょっといけたはず。
という長い前文のほとんどは購入前に書いたもの。
すでに購入して一週間ほど。まあ、不満はほぼない。テレビが録画できないと知ったのは少しショックではあったが、業界的にはもうテレビには余計なリソースは使いたくないらしいので、乗せてくれただけありがたいと思おう。重くて大きいのも少し厄介。存在として主張の強いサイズになってしまったな。あとはもう。ぬるぬる。ゲームはGPD-WIN2に任せたし、5Gの電波は近くにない。このスマホの真のパワーを試す機会は当分なさそうだ。
今年も無理なく食べた。食べてない日もあったがなるべく食べた。
スプーンは6本当たったが、全種類は当たらず。連続で当てた序盤に対して後半はほぼダメだった。最終日昼に食べ、夜閉店ギリギリに食べに行ったらグランドマザーはすでに終了していた。そうして今年は終わった。
スーパー戦隊シリーズ 騎士竜戦隊リュウソウジャー Blu-ray COLLECTION 1
前作がいろいろと凄かったので、続く作品は大変だと、覚悟はしていた。この作品の感想を一言で書くと、こうだ→「ひでえ(笑)」。
悪い部分はいくらでも挙げられる。
・リュウソウジャーたちが殺伐としすぎ。なぜ女性メンバーがひとりなのか。その女性メンバー、アスナも素材としては可愛いのに、なぜか「頭が弱くて食いしん坊の力持ち」というほとんど雌ゴリラ的存在としか扱われない。
・メンバー外だが、レギュラー女性キャラとして設定されたういちゃんが素材は…これもいいのだろうが、どのみちキャラに引きずられて痛いひとにしか見えない。しかも途中から空気化して終盤直前に退場。
・敵組織が貧弱。組織といっても、幹部怪人(ドルイドン)ひとりに変なやつ(クレオン)がひとり。あとはザコ兵のみ。ドルイドン自体は数人いるので時々追加されるが徒党を組まず、クレオンが付き合わされるだけ。
・クレオンが何でドルイドンと組んでいるのか不明。彼自身は怪人マイナソーを作れるのでドルイドンにいいように扱われるのだが、クレオン側のメリットが良く分からない。しかもドルイドンたちは揃いも揃って我儘な上司的存在ばかりで、クレオンはほとんどブラック企業の下っ端的扱い。もっとも彼自身も性格は悪いので同情心は湧かない。
・クレオンは自身の体から生み出す汁を人間に飲ませることで(気持ち悪いよな)、そのひとのマイナス感情から怪人マイナソーを作りだせる。…が、こういう「人の感情を怪人化」というのは平成仮面ライダーで良く使われる手法。怪人を生み出した登場人物のドラマを引き出す展開が多いが、当作ではそんなこともあまりなく、ドラマもないままマイナソーを倒して終わることが多い。
一方、途中からの展開&てこ入れで、そこそこ良くなった面もあり。それは中盤敵・味方双方に表れた。
・敵側のドルイドンとして追加されたワイズルー様が、変な格好でショータイムショータイムと言って殺伐とした作風を和らげてくれた。彼自身も性格は非道だが、ともあれエンターテインメントに傾倒してくれていたのは大きい。クレオンとの関係も良くなっていったし。最高オブ最高ではあった。
・味方側の追加戦士カナロの設定がおかしい。子供番組で婚活キャラってなんだよ。しかし彼が女性探しに励んでくれたおかげで、毎度物語のとっかかりとして使え、振られることでオチにもなり。さらに毎回登場する女性たちによって殺伐とした画面が華やかに。おまけに妹ロリキャラのオトちゃんまで連れてくるサービスぶり。(完全な邪推だが、オトちゃんがレギュラー化していくのと並行してういちゃんの存在が消えていった流れを思うに、オトちゃんの人件費がういちゃんの出番を奪っていったのかもしれない。)
そう。良い面、悪い面、どっちを挙げても感想は一言。「ひでえ(笑)」に尽きるのだ。
あと、こういう状況でなお、この作品を決定的に嫌いになれなかった一因は主人公なんだろう。爬虫類顔のコウには、最初少し距離を感じ、主人公に相応しいのかと疑っていたのは事実。だが、バーサーガー的な出自をもつにしろ、彼は精いっぱいの前向きな笑顔と良い意味でのテンプレ熱血ぶりで見る者を安心させてくれた。どんな作品であっても、好きか嫌いかのカギを握るのはやはり主人公なのだなと再認識した次第。この点がキュウレンジャーとの差であろう。(言っちゃった。)
↑と、ここまでは終盤終了2、3話前に書いたもの。以下は終わってからの追加感想。
途中から登場したエラスがボスキャラ的役割を終えた後、残りのドルイドンは全員存命。怪人マイナソーを作り出せるクレオンも健在。彼等が今後も暴れる気であれば、全然1話と状況変わってないだろ…。ただそこで突然ワイズルーがクレオンの星に行こうといい出す不思議展開。クレオンが宇宙人である設定なんて序盤でちょっとだけ触れただけだから、びっくりした視聴者は多そうだ。
そして公式サイトでプロデューサーが「エラスの意志でマイナソーが生み出されていた」という設定を本編で出し損ねましたと言う始末。それすげー大事なとこだろ。ひでえ(笑)
[追記:2020.12.14]
最近、ういちゃんの中のひと、金城茉奈さんがお亡くなりになったというニュースを読んだ。
まずはご冥福をお祈りします。そうなると、リュウソウジャー放映期間中に闘病されていた可能性はかなり高かったとみて間違いないんだろう。とすると「オトちゃんの人件費がういちゃんの出番を奪っていった」とかいう自分の下世話なコメントは、かなり的外れかつ失礼だったわけだ。放映中に闘病のことは書けなかったところを考えればネガティブな退場と受け取られても仕方なかったのだろうけど、今事実を知れば申し訳ない気持ちになる。
ういちゃんというキャラはリュウソウ族にとっては身近にいる人間代表。その関係性を軸に物語を動かしていったなら、この作品はより深い物語になった可能性もあるし、もともとそういう設計だったのかもしれない。彼女がその重要性を表す前にドロップアウト…いや、ドロップアウトだったら別の役柄を獲得すればよいが、彼女の復帰を期待して待っていたとするなら作品全体の方向性は当初予定がらだいぶ捻じ曲げてしまったはずだ。だとすると、一番ひでえと思ったのは制作側なのかもしれない。(誤解を招きたくないので強調しておくが、ひでえのは金城茉奈さんではなく、金城茉奈さんの病気、ね。彼女の闘病生活を伺い知る由もないが、さそご苦労されたのではないだろうか。)
昨日。こんなご時世だが、休みをとった。
せっかくだから少し出かけようと思ったのだな。昼イチに車で。新三郷の映画館でスーパー戦隊の映画を観る。続いて草加のスーパー温泉に(スーパー続きかよ)。帰ってきたら夜は普通にスポーツジムだ。
映画はルパパトVSリュウソウジャー。ニチアサの映画は基本見ないのだが(過去の仕事では東映の映写室で試写を観たこともあったのだが。いい時代だった)ルパパトの脚本で、ただいまヒープリでも大活躍、香村氏脚本。なので、ルパパトの後日談が楽しみ。次作キラメイジャーはおまけで。ゴーストのカノンちゃんがピンクだそうで、期待はそれぐらい。スーパー温泉は昨年の@nifty温泉のランキングを見て、手ごろな距離なので平日のどこかで行ってみたいな。と。新三郷からそのまま車で行くイメージ。
もっともスーパー温泉は当日までに延期を決めた。このご時世。わざわざウイルスに感染しやすいところに行くこともないだろう。映画は?こちらはがっつり子供たちが集まってくるとヤバイのだが、親が止めてるはず。ガラガラという予想だ。スーパー温泉がなくなったので、車は止めて亀有の映画館に変更。
で、朝。わりと早く目が覚めたのだが、気が付くとなんか調子が悪い。右脇のあたりが重いというか、痛いというか、違和感が。これがじわじわと続く。体勢を変えてみるが、寝ても寝返っても起きても立っても座っても楽にならない。意識ははっきりしているのだが、違和感が己の注意力をごとごとく削ぐのでまともな作業もできない。
そのうちそれが少し下に下がってくる。右脇スタートというのがあり得ない気がするが、この感じは便か?相当上から詰まっているってことか?
体勢の切り替えのルーチンにトイレが入る。少しぴょんぴょんとジャンプしてなかのものを下の方へと促してみたりもする。違和感は右脇から下腹部あたりまで下りてきた。こうなるとやはり便か?一回出してみれば判明するのだが…。
10時を過ぎて、近所のマツモトキヨシが開いてる時間になったので、下剤を買いに行く。店員のおばちゃんに説明すると「右脇で便はないんじゃないかね」ともっともな感想を言うが、今は他の解決策は浮かばないし、説明する余裕もない。「即効性のある下剤と言ったらイチジク浣腸しかないね。」それか…。
はじめてで不安ではあるが、仕方がない。購入して帰宅。(200円しなかった。浣腸って安いのね。)容器を尻から差し込んで液を入れて10分待てとのことだが、そもそも自分で入れようとしてもうまく突っ込めないこともあって液の半分ぐらいは漏れた感じ。まいったなあ。とはいえ10分待ってトイレチャレンジ。…。少し緩くなった気もするが、いくら唸ってみても、出るべきものは出てこない。
このままではまずい。いつまでも違和感が頭から離れない。気が狂いそうだ。病院に行くか。このご時世だけあって、混雑してそうだが、もう行くしかない。車で坂上の病院に向かう。不思議と駐車場は病院への入口正面がすっと空き。病院も空いている。が、事実上の初診なので問診票書いたり体温測ったり。ああかったるい。
名前を呼ばれたのは割とすぐだった。これは珍しいかも。中に入ると、いつものおじさん医者ではなく、若くて美人&可愛げな女医さん。こんなひとがいたのか。症状を説明はしてみるが、どうにもうまく説明できた気がしない。相手も予想どおりの反応で。
「まずは横になってみてください。」患部らしいところを触ってみたり、少し叩いて「痛くないですか。」とやってはみるが、こちらの反応も中途半端。不快さほど痛い訳でもないし。CTスキャンや血液検査の話も出たが、スキャンは7千円ほどかかるというし血液検査も結果が出るまで3週間ほどかかると言う。ともあれまずは下剤を試したいと言うと納得してくれて(そりゃそうだろう)「処方しましょう。2週間分ね」いや。3日分もあれば十分です。
達成感のない問診を終え、診療室を出る。会計を済まして車に戻る。通常なら近くの薬局で薬を買うところだが、そんな余裕すらない。まずは帰宅しよう。車に戻ったあたりから、容態が変わっていることに気づく。違和感、消えてないか?あれ?これなら映画行けないか?多少ギリギリだが、急げば間に合うかもしれない。(映画は午後イチ。1回キリなのだ。人気ないなー。)だが、うーむ。まだつらい。そして眠い。映画ならビデオでも見てもいいんだし、これも何かの縁だ。やめよう。
部屋に戻ったら、違和感はすっかり消えており、すぐに眠れた。夕方に目覚め。スポーツクラブの時間だが、今日はやめることにした。体調としては行けなくもないが、市川のスポーツクラブで感染者が出たとか聞いてビビったので。かと言って明日以降も行かないというわけにもいかないんだろうが。
しかし、結局あの違和感は何だったのだろう。今後も何かの折にやってくるかもと思うと不安だが。美人の女医さんに本人も意識しない何等かの神通力でもあったのか(顔はすっかり覚えてないのだが)、何かの守護霊などの力で、外出したら事故なりウイルスに感染するところを未然に防いでくれたのか。なんか不思議な感じがするんだよね。
…ということで日記に書いておく。オチはまだない。
ゴープリから続けて3作。自分には合わないプリキュアが続いたので、今作はハードルを下げまくって見始めた。80年代を意識した絵柄にしたと聞いたが、なんか地味。物語もどこか地味。だが、ドラマのテーマや落としどころはストンときて納得。派手にしてもどこが違うと思わされた前作とは違う。これでいいんだよ。これで。それがジワジワきて好感度も少しづつ増していった。中盤まではアイテム探しで宇宙を旅する展開で。それが終盤、アイテムが揃うが、まだ使命は果たせない。使命を果たすには、自分の中にある力を見つけよ、となるが、ここからがこの作品の注目点だと理解した。普通の少女たちが、広い外宇宙を巡り、経験を積み、そして、それを糧にして自身の内宇宙=内面の成長を表現する構成になっていたのだな。
プリキュアで扱うテーマは、数作続くこともあったり、いきなり大きく変わることもあったり。今作は「多様性」と「なりたい自分になる」ことだと思うが、これは前作と同じ気がする。「なりたい自分」はゴープリから続いて4作目。ありえない目標プリンセスを目指し、目標を再定義して成長し続けたゴープリ。ありえない目標魔法使いを早々に達成して日常生活を遊ぶマホプリ。現実的な職業パティシエールを早々に達成して、先が見えなくなった(というか、自分が見る気を失って観なくなった)キラプリ。前作は、なりたいものを捜す話かと思ってたら他人を無責任に応援するばかりの主人公に辟易した…。途中で観なくなったから結末は良く分からないが、それが女社長ってのが納得できず。で。今作は具体的な「なりたい自分」の提示はなかった。むしろその一段前の話。もっと根源的な意味での「なりたい自分になる」話。具体的な職業うんぬんの前に、そういう成長の方が大事。だな。終盤の自分の中にある力を見つける展開がまさにそれに直結する話で。5人がそれぞれ個別エピソードで自身の成長を確かめていくわけだが、初めから課題が見えてるメンバーはまあ普通か。故郷を奪った相手に同質性を見つけて許したり、親に引かれた人生のレールを自分のものとして取り戻すとか。多様性の一角である自身が他者に認められるとか。でも最初から物語上ゴールの立場にいるはずのふたりがどう成長するか、にはかなり感心できた。笑顔が一番、周りとのコミュニケーションをが大切、と笑顔を振りまくキャラには、その笑顔が作り物だと母親から看破されたり、みんなと違ってもいいんだとまさにもうひとつのテーマ「多様性」をしっかり把握できていたはずの主人公は友人たちとの交流を経て、変わらない自分に疑問をもったり。変わろうが、変わらなかろうが、誰しも悩むし、そして成長するんだ。地味で結構。最初から最後まで、地に足の着いた堅実なドラマを見せてくれて、自分はうれしい。
好きかどうかで言えば、ドキドキの方が上かもしれないが、作品の質としては、ゴープリに肉薄するぐらいの作品ではあったと思うよ。
ということで、昨日は実質の最終回だった。キレイに結末を描けたことも良かったが、何より演出が冴えていた。宇宙が闇に消え、小さな光の元、5人だけで語り合い、歌う、静かな場面。続いて激しい動きで盛り上がる派手な最終決戦。この静と動の対比よ!
音楽:林ゆうき氏のプリキュアでの楽曲は、個人として素晴らしいと思える曲はなかったのだけど(合わないとは言ってない。無難と言ってる。)変身の歌だけはとてもキャッチーで好きだった。それが今回の静の場面で歌われ、ラストバトルでは激しい曲調で流れる。わくわくしたね!
来週はどんな蛇足な最終回であっても、笑って見られそうだ。
さて、次のシーズン。テーマが「癒し」なようで、新テーマに移行、と捉えて良いのだろうか。音楽のひとも変わったしね。とはいえ見た目もマスコットも旧来からある「あえて代り映えのしない」プリキュアって感じだが、今度はハードル思いっきり上げるつもり。主人公の声がもはや大物の風格、悠木碧であるのはともかく、シリーズ構成が香村純子であるからだ。ルパパトから一年。彼女なりのプリキュアをどう書いてくるか、期待したい。
最後に「スター☆トゥインクルプリキュア」についてもうひとつ。
主人公の声がものすごく独特で。最初から中盤ぐらいまで、慣れるまでかなり時間がかかった。だが、主人公自身の成長と合わせて、声優のひともぐっと力を付けてくれたのか、演技か自然になっていったように思う。ユニークすぎるので他のキャラを演じ分けられるのか、演じるつもりなのかは多少心配ではあるが、ともあれ「キラやば~っ☆」はこの人にしか言えないセリフになったろう。