なぞの違和感

昨日。こんなご時世だが、休みをとった。
せっかくだから少し出かけようと思ったのだな。昼イチに車で。新三郷の映画館でスーパー戦隊の映画を観る。続いて草加のスーパー温泉に(スーパー続きかよ)。帰ってきたら夜は普通にスポーツジムだ。

映画はルパパトVSリュウソウジャー。ニチアサの映画は基本見ないのだが(過去の仕事では東映の映写室で試写を観たこともあったのだが。いい時代だった)ルパパトの脚本で、ただいまヒープリでも大活躍、香村氏脚本。なので、ルパパトの後日談が楽しみ。次作キラメイジャーはおまけで。ゴーストのカノンちゃんがピンクだそうで、期待はそれぐらい。スーパー温泉は昨年の@nifty温泉のランキングを見て、手ごろな距離なので平日のどこかで行ってみたいな。と。新三郷からそのまま車で行くイメージ。

もっともスーパー温泉は当日までに延期を決めた。このご時世。わざわざウイルスに感染しやすいところに行くこともないだろう。映画は?こちらはがっつり子供たちが集まってくるとヤバイのだが、親が止めてるはず。ガラガラという予想だ。スーパー温泉がなくなったので、車は止めて亀有の映画館に変更。

 

で、朝。わりと早く目が覚めたのだが、気が付くとなんか調子が悪い。右脇のあたりが重いというか、痛いというか、違和感が。これがじわじわと続く。体勢を変えてみるが、寝ても寝返っても起きても立っても座っても楽にならない。意識ははっきりしているのだが、違和感が己の注意力をごとごとく削ぐのでまともな作業もできない。
そのうちそれが少し下に下がってくる。右脇スタートというのがあり得ない気がするが、この感じは便か?相当上から詰まっているってことか?
体勢の切り替えのルーチンにトイレが入る。少しぴょんぴょんとジャンプしてなかのものを下の方へと促してみたりもする。違和感は右脇から下腹部あたりまで下りてきた。こうなるとやはり便か?一回出してみれば判明するのだが…。
10時を過ぎて、近所のマツモトキヨシが開いてる時間になったので、下剤を買いに行く。店員のおばちゃんに説明すると「右脇で便はないんじゃないかね」ともっともな感想を言うが、今は他の解決策は浮かばないし、説明する余裕もない。「即効性のある下剤と言ったらイチジク浣腸しかないね。」それか…。
はじめてで不安ではあるが、仕方がない。購入して帰宅。(200円しなかった。浣腸って安いのね。)容器を尻から差し込んで液を入れて10分待てとのことだが、そもそも自分で入れようとしてもうまく突っ込めないこともあって液の半分ぐらいは漏れた感じ。まいったなあ。とはいえ10分待ってトイレチャレンジ。…。少し緩くなった気もするが、いくら唸ってみても、出るべきものは出てこない。


このままではまずい。いつまでも違和感が頭から離れない。気が狂いそうだ。病院に行くか。このご時世だけあって、混雑してそうだが、もう行くしかない。車で坂上の病院に向かう。不思議と駐車場は病院への入口正面がすっと空き。病院も空いている。が、事実上の初診なので問診票書いたり体温測ったり。ああかったるい。
名前を呼ばれたのは割とすぐだった。これは珍しいかも。中に入ると、いつものおじさん医者ではなく、若くて美人&可愛げな女医さん。こんなひとがいたのか。症状を説明はしてみるが、どうにもうまく説明できた気がしない。相手も予想どおりの反応で。
「まずは横になってみてください。」患部らしいところを触ってみたり、少し叩いて「痛くないですか。」とやってはみるが、こちらの反応も中途半端。不快さほど痛い訳でもないし。CTスキャンや血液検査の話も出たが、スキャンは7千円ほどかかるというし血液検査も結果が出るまで3週間ほどかかると言う。ともあれまずは下剤を試したいと言うと納得してくれて(そりゃそうだろう)「処方しましょう。2週間分ね」いや。3日分もあれば十分です。
達成感のない問診を終え、診療室を出る。会計を済まして車に戻る。通常なら近くの薬局で薬を買うところだが、そんな余裕すらない。まずは帰宅しよう。車に戻ったあたりから、容態が変わっていることに気づく。違和感、消えてないか?あれ?これなら映画行けないか?多少ギリギリだが、急げば間に合うかもしれない。(映画は午後イチ。1回キリなのだ。人気ないなー。)だが、うーむ。まだつらい。そして眠い。映画ならビデオでも見てもいいんだし、これも何かの縁だ。やめよう。


部屋に戻ったら、違和感はすっかり消えており、すぐに眠れた。夕方に目覚め。スポーツクラブの時間だが、今日はやめることにした。体調としては行けなくもないが、市川のスポーツクラブで感染者が出たとか聞いてビビったので。かと言って明日以降も行かないというわけにもいかないんだろうが。

 

しかし、結局あの違和感は何だったのだろう。今後も何かの折にやってくるかもと思うと不安だが。美人の女医さんに本人も意識しない何等かの神通力でもあったのか(顔はすっかり覚えてないのだが)、何かの守護霊などの力で、外出したら事故なりウイルスに感染するところを未然に防いでくれたのか。なんか不思議な感じがするんだよね。

…ということで日記に書いておく。オチはまだない。