トマトアドベンチャー(GBA)

 

トマトアドベンチャー

トマトアドベンチャー

  • 発売日: 2002/01/25
  • メディア: Video Game
 

 

結構前に、とはいえその時点で(多分)投げ売りされていたのを購入。プレイしようとして、ほとんと触らずずっと積みっぱなしにしてた。「トマトアドベンチャー」というタイトルが個人的にそそらなかったんだな。調べるに、このタイトルはわざわざ任天堂が名付けたらしいが、こと自分に対しては失敗だったようだ。
今回ようやくその気になってプレイ。そしてクリア。
バトルでいちいちミニゲームをプレイさせるのが特徴。少し配分を間違えるとウザいだけのシステムになるが、その点のバランスの配慮はうまく出来ていたんじゃないかな。
次に世界観。…。時折ブラックでシュールなところはあるが、全体的にはたわいないおもちゃ箱。たいした深みもないが、そこは批判するのも野暮か。わざとそう作ってあるんだし、それがここの持ち味なんでしょう。遊んで。終わって。ああ良かった。それでいい。
開発会社アルファドリームの開発タイトルを見ると、マリオ&ルイージRPGが一番多い。世界観は自分でつくるより、任天堂からあてがってもらった「マリオ」などの軽いものから膨らませる方が得意なのだろう。ここのタイトルをプレイするのはこれが初めてなのだが、…昨年破産したのか。残念。マリオ&ルイージRPGもいつかプレイしたいし、そのスタッフがスクウェア時代に開発した「スーパーマリオRPG」もそのうちプレイしなくちゃな。(スタッフの藤岡千尋氏を紐解くと、古くはクリスタルソフトまで辿れるのだな。氏の手掛けたタイトルは良く知っているものばかりだが、それでもプレイしたタイトルはこのトマトアドベンチャーが初めてというのもすごい。これも縁ってやつか)
 
音楽はもちろん、「空飛ぶベイベー」だ!
あおーぞらーかけーぬけー
雲の 谷間を とんでいくー
見よ!あれが我ーらのー
かがやく円盤 カローナ
2号~2号~♪
 
どことなく昔の特撮チックなメロディラインと、最後の(本当に最後の)「2号」を余韻込めて歌うのがいいね。