会社が変わったこと

それは2021年4月1日のことだった。

もちろん自分で動いたのではなく、仕事の事情。
前回と同じだ。働いてる部署がそのまま動くことになり、そこにいた自分も一緒に動くことになった。一応選択の余地を与えてはくれたが、残ったところで何が出来たか。

話自体は前年の秋冬には決まっていた。が、社内外への告知の問題で実際に準備できたのは2月か3月のギリギリのタイミングで。動くのは2回目でノウハウはあったし、同じグループ内なのでそれほど大変ではないはずが、さすがにこの短期間は結構キツかった。

結局その会社にいたのは3年間。部署もずっと同じだったので、関わらないひとも多く、会社の全容は分からずじまいだったが、それでも勉強になることも多かった。感謝。

さて。移った会社だが、今回最大の課題は会社規模。最初の会社もその次も300-500名程度の社員数だったが、今度は30人そこそこの規模。会社の意思決定は早いがバックアップしてくれる体制が心もとないとも言える。実際、総務・経理まわりのオブラートが良くも悪くも薄い。個人単位で動いてくれるのでフットワークは軽いが出来る限界がすぐ見えてくる。一方グループの本体に近くなることもあってそれほど不安を感じなくても済んでる部分もある。コロナ前ならばそこそこの実績を持った凱旋気分で行けたかもしれないが、業績的に赤字まみれ、どん底のタイミングでの移動なのでひどく恐縮したなあ。

で、会社が変わって早々に入社検診があったわけだ。その1、2週間後「***さん、検査結果、だいぶまずいみたいよ」と結果書類を受け取る。ここ数年太り気味で「まずい結果」には聞きなれてしまってはいたが、ともあれ、次の「睡眠時無呼吸症候群」の診察時に結果書類を持っていくことにした。そしてそれがどれだけのことなのか、その時の自分はまだ分かってはいなかった。

次回、「病気のこと」に続く。