BEEP秋葉原店

PasocomMini「MZ-80C」の話題のところで、BEEP秋葉原という店の名前があって興味を持った。調べると、ちょこちょこレトロPC的なイベントも行っているという。そこで早めに仕事を終わらせられた日に見に行くことにした。場所は秋葉の中心をちょっと外れ気味なところ。地下。そんなに広くない店舗に、80-90年代のPC、ソフト、本などが配置してある。品揃えは万全とはいえない。もちろん、市場で出回らなくなって20年以上のものだから当たり前。だが、これらを買えるところは、当時のメッカであった秋葉原でも、おそらくもうここぐらいにしかないのだろう。そう思うと正直悲しくなった。ノスタルジーな点は認めるが、それらが現在に昇華されているのであれば文句は言うまい。しかし。当時最先端であった日本のPCの優位性は、もはやほとんど残されていない。これらが、自分たちが愛したものが、青春が、今に生きることなく残骸として残っている。これが悲しくなくてなんだというのだ。