ガールズ&パンツァー劇場版

そのうち映画が出てくるとは知っていた。が、それが数日前だったとは把握していないほど自分にとっては「終わっていた」作品だった。が、評判がいいというので急遽観に行くことに。この流れはまどマギと一緒。だが、こっちはそれほど心配していなかった。出来は。確かにうまい。テレビ版の続きを映画化、といえばこうするしかないよねという展開が続き、大団円。堪能しました。
問題があるといえば、やはり多すぎるキャラと戦車。一応前日のうちにテレビ版の復習をしてはいたものの、普通に新キャラが入っていてまぜこぜに。「あ、このチームのこのキャラはこういう…」と振り返る間もなく次に進むので追いつかない。また、各所での戦いも盛り上がるように、あえて「殲滅戦」にしたのはわかるがおかげで本筋が見えづらくなってしまった。このあたりは何度も見返せ、ということなのだろう。

特筆はもちろん音楽。『雪の進軍』インストゥルメンタル、『パンツァー・リート』豪華化。新登場、継続高校のフィンランド的BGMがいい。なによりテレビで鼻歌でしか出てこなかった『ジョニーが凱旋するとき』が素晴らしい!フルオケ!これが流れたシーンでは頭の中が感動で空白になりストーリーが追えなくなったほど。

調べたらサントラが出ているとかで映画館近くのタワーレコードに駆け込んだが在庫に仕入れておらず。AMAZONも一時売り切れという体たらく。なんということだ。

帰って、AMAZONプライム・ビデオでアンツィオ戦を観る。むむ。フニクリ・フニクラ収録のCDも入手しなければ。