図書館の魔女 烏の伝言

図書館の魔女 烏の伝言

図書館の魔女 烏の伝言

個人的名作認定をした作品の続編。読まねばなるまい。ネタバレなしで書いておくと、今作も面白いので読むべし。

で。続いてはおおまかな意味でネタバレ。
同じ世界だけど、前作とは違う場所。違うキャラクター達の物語。結構読み進んでようやく馴染んできたあたりに前作でのキーマンが出てきて、裏ありげに動く。そして終盤。唐突に主人公が現れて、物語の謎を解いてさっさと締める。そんな「外伝」におけるおいしい展開を踏襲。新キャラ達に十分愛着が湧いたのでそれはそれで良いが、前作のキャラたちの物語を期待していると大きく肩透かし。主人公マツリカですら裏では大活躍してても彼女自身の物語が展開することもなく。
…次作はもちろん出るんでしょうね?