閃乱カグラ Burst -紅蓮の少女達-(3DS)

閃乱カグラ Burst -紅蓮の少女達- - 3DS

閃乱カグラ Burst -紅蓮の少女達- - 3DS

ベタホメした前作から一年でリリースされた続編。続編というより完全版として考えるとしっくりくる。前作では操作できず勿体無さを感じた蛇女5人が主役。改めてこっちの方がキャラ立ってるよな、と思いつつプレイ。で、クリア。内蔵されてる前作部分も平行プレイしてたので、比較できたのは良かった。終わってみると。(ここからネタバレ注意)ストーリーの大筋は前作を踏襲しているが、細部はかなり異なる別次元の物語になっている。半蔵の連中とは前作より早く出会いがあり、本格的な争いに入る前にお互いの関係ができる流れ。これはこれでありだけど、前作の方がストレートで好みかな。せっかくならうまく前作とリンクする作りにすればよかったのに。実は前作のラストで倒された怨楼血の呪いが発動!時間が巻き戻されました、とかさ。

そんなわけで不満もなくはないがほぼ満足できた本編に対し、周辺的な話で2つイヤな展開があり。ひとつはamazon。これまで予約特典表記のない段階で予約しても、発売されるころには普通に「予約特典」が付いてきてたと思うんだよね。そのつもりで今回予約したら大はずれ。特典サントラは見逃したくなかったので、わざわざサポートダイアルで交渉して郵送費先方持ち返品。近くの販促店で買い直し。余計な手間とストレスを感じた。ここ数年、新発売タイトルが発売日の翌日、いや翌々日に届くようになったり、amazonを使う必然性がどんどん薄くなってきている。他通販を探すか。
もうひとつは発売元への不信。上に書いたとおり、今作は続編、というよりは完全版的な立ち位置なのだけど、それを出した一ヶ月後に機種をVITAに換えシステム一新した新作発表ってのはわりとがっかりした。既存の3DSファンには裏切りに思えるし、各ハードユーザー間の揉め事のネタにもなってうんざりだ。もちろん続編展開はメーカー都合で構わないけれど、旧来ファンの信用を失っても得るほどのVITAユーザーがどれだけいるのか。