マロリオン物語

西方の大君主―マロリオン物語〈1〉 (ハヤカワ文庫FT)

西方の大君主―マロリオン物語〈1〉 (ハヤカワ文庫FT)

前作で掘り下げていなかった設定、解決できてなかったネタ、そしてベルガリアードの後日談としての話。主人公はすでに成長しきっているし、敵の親玉はすでにいない状態なので展開としてはまさに落ち葉拾い。けれど「落ち葉拾いなのに、面白い」。リアルタイムで読んだときは前作の記憶が薄れ掛けたところでさらに5冊シリーズが10分割という状況で正直話が追いきれていなかったような気がする。今回しっかり理解できて良かった。