特命戦隊ゴーバスターズ

スーパー戦隊シリーズ 特命戦隊ゴーバスターズ VOL.1【DVD】

スーパー戦隊の実質2012年タイトル。最終回時に感想を書き損ねたのでここで簡単に触れておきたい。
ひとつ前がスーパー戦隊の集大成、ゴーカイジャーだったので普通のタイトルではいけないと考えたのだろう。この作品は思いっきりリアル方向に舵を切った変化球だった。個人的にはかつてバイオマンを見たとき以上の振り幅で期待大。ただこのリアル路線が地味な方向に進んでしまい前半はちょっと期待はずれ。ミッションは失敗だったが、巻き込まれそうだった人々は救えたから大勝利！みたいなパターンが何度か続いたのもがっかりで。しかしマジイエローの中のひとが頼りがいある追加戦士として登場した後半あたりから尻上がりに面白くなっていった。敵側も、ヘンテコフランス語を話すひと（エンター）だけだったが、彼の芝居がうまくなっていったのか、迫力アクション共に増し増し。リアル志向だから地味だった前半に対して、物語以外にアクション＝殺陣を強化することで見栄えはかなり改善。女性敵キャラのエスケイプさんも顔出しアクションが素晴らしいかった。…ま。それでも最後まで地味という評価は変わらなかったと思うが、自分は大変楽しませていただいた。次のキョウリュウジャーももうすぐ最終回。今度は早めに感想書きたい。