新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女(3DS)

新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女 - 3DS

新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女 - 3DS

難易度ピクニックでクリア。全滅は一度もなく、当然ボスキャラも全部初見で倒せる超ゆるモードだか、自分は満足。ストーリーを楽しみながらひたすら地図描きに没頭したが、それだけでもいい加減飽きるほどのボリュームだったから。
今作は1作目の「リメイクにて新作」となっている。自分は1作目は蟻の女王に勝てず断念。4作目で復帰して初クリアできたがそのとき感じたシリーズの進化が今作でより深まり、さらに1作目を母体にした集大成になっていると感じた。

1作目は驚きだった。進化の袋小路に入ったRPGの忘れられた楽しみ「自分で地図描き」をクローズアップし、当時のファン向けに作り直したダンジョンRPG。古いことに意味がある。昔からのRPGファンに向けた作品としてはすでに完成形と思えたのだが…いやいや全然違った。古いスタイルに戻したシリーズだったからこそ進化する余地が沢山あったのだね。見た目の充実はもちろん、オート機能を充実させ、難易度に大きく幅を持たせ、さらに固定キャラクターによるストーリーモードまで。古いまま、難しいの好きなファンにはその余地を残したままというのがまた素晴らしい。頑固一徹の狭いユーザー層狙いだけではいけない。「ファイアーエムブレム 覚醒」で感じた流れがここにも。

ちなみに音楽は。基本的に1作目を踏襲していたので、当時にサントラの(戦闘曲)を聴きまくっていた自分には非常に不思議な感じがした。1作目をそのまま進めていればこういう感じで聴けたのか…。ラスボスバトルもそんな感慨だったのだが、あ。あの曲は1作目ではボツだったやつか(1作目特典CDで収録)。古代節の効きまくった熱い曲がこんなところ聴けるとは、分かってるなあ。