学校であった怖い話/S(SFC/PS)

送り犬からの飯島ホラー名作をプレイ。
オリジナルのSFC版と諸々追加したらしいPS版のS。基本的なベースは変わらない。
新聞部の先輩の指示で、記事執筆のために学校で集めれらた6人から怖い話を聞くと、最後に怖いことになるというストーリー。それだけ聞くと、こじんまりとした短い作品のようだが、6人の話は、その順番によって内容が変わる。さらに合間に聞かれる選択肢によって展開も変わっていくのでバリエーションが相当楽しめる。

両作品とも実写映像となっているが、キャラクターは全員差し替え。ザッピングしたのだからその感想も交えて述べていきたい。この作品は6名のキャラを愛でるのも楽しい。(順番は左からSFC版>PS版)

 

■ 新堂誠:

インテリを思わせるSFC版の方がキャラとしては好みだが、運動部の話も結構多いのでPS版ではむしろ体育会系の兄貴になったのだと推測。いずれにしろ「頼りになる先輩」という体では同じ。SFC版の兄貴は怖い顔がマジに怖い。

■ 荒井昭二:

ホラーとしては欠かせない、正統派の「怖いこと考えてそう」なひと。うつむき加減で表情が少ないので両作品とも印象はあまりかわらない。

■ 風間望:

インチキでうさんくさい話ならこのひと。一枚絵ならSFCの方が風格まであるが、複数の表情を見直すとPS版もなかなかいい。

細田友晴:

きさくなデブキャラだが、なぜかいつもトイレの話になる気持ち悪さよ。SFC版も悪くないが、PS版の方がだんぜん愛嬌あっていい。

■ 岩下明美

女の怨念とか、妖艶な女性ネタはこのひと。こちらもPS版の方がお姉様感が強まってていいのではないでしょうか。

■ 福沢玲子:

素朴な女の子ネタはこっち。PS版はイメージばっちり。でもSFCは…おばあちゃん?角度が悪いのかなあ。もうちょっとうまく撮影してあげて欲しかった。

 

SWITCH版も出ていることを知って買うことに。ひととおりこちらが完了したのでプレイし始めたのだけど、絵も文章もクドクなっちゃてる感じ。うーむ。こちらも一通りクリアしたら感想をアップしたい。