「シルバーソーン」〜「セサノンの暗黒」

シルバーソーン―リフトウォー・サーガ第1部〈4〉 (ハヤカワ文庫FT)

シルバーソーン―リフトウォー・サーガ第1部〈4〉 (ハヤカワ文庫FT)

セサノンの暗黒―リフトウォー・サーガ第1部〈6〉 (ハヤカワ文庫FT)

セサノンの暗黒―リフトウォー・サーガ第1部〈6〉 (ハヤカワ文庫FT)

以前読んだときは期待した一作目「魔術師の帝国」の大河的展開と違う様相に面食らい飛ばし読みで済ませてしまっていたが、今回は予め心の準備をもって読めたので落ち着いて評価できる。
人と時間のスケール感大きい「魔術師の帝国」に次ぐこの2作。実際に動いてる人も時間も少ないので一見(´д`)なのだけど、ちゃんと読めばよりスケール感(時間的にも世界感的にも)はアップしていたのだな。しかしこの微妙な路線変更は人気が出たから続編を作ったようにも見え、一方この伏線回収具合を見るに初めから三部作狙いだったのかもしれず。うむ、わからん。