魔術師ベルガラス

銀狼の花嫁―魔術師ベルガラス〈1〉 (ハヤカワ文庫FT)

銀狼の花嫁―魔術師ベルガラス〈1〉 (ハヤカワ文庫FT)

「結末が分かっているのに、面白い」。リアルタイムに刊行されたとき、買っていたのかな。忘れた。ベルガリアード、マロリオンの詳細を忘れていたので読んだとしても読みきれなかったはず。今回再読したことで再チャレンジ。しっかり楽しめた。
ベルガラスの誕生からベルガリアード物語までの、約7000年を一気に駆け抜ける話で、一本の長い時の流れを感じることが出来る。群集劇としても読めるハイ・ファンタジー=ベルガリアードをドラクエIVとすると、ひとりの主人公の半生を追う、当作品はドラクエVといった印象で読んだ。