今年のゲームタイトル個人的BEST5

1位 Wii Sports

Wii Sports

Wii Sports

世間的には、今年一年はDSの年なのだけど、自分は半年前ぐらいからWii発売に焦点を絞って期待してきた。このタイトルは春のE3以来、ロンチ代表として紹介され、事実その名に恥じないもので、個人的に納得の1位。打つ、投げる、殴る、各種目の本質となる部分だけを抜き出し割り切り、それをWiiの本質だけでまとめあげた。素晴らしい。
関連ソフトは「おどるメイドインワリオ」。こちらもWiiの可能性をロンチで出し切る(?)贅沢な作り。
おどるメイドインワリオ - Wii

2位 ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス - Wii

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス - Wii

このシリーズの本質は経験値稼ぎでも手先の器用さでもなく、ひとつひとつ練りに練った謎解きにある。その骨太のゲーム性を味わいあるストーリー、美しいグラフィック、絶妙な演出で包んだ、まさにゲームの満漢全席、ゲーム・オブ・ゲーム。GCのラストを飾るべくじっくり暖めていたのを、Wiiのロンチとしてさらに一年煮込んだという。自分も最近はこういうゲームらしいタイトルから縁遠くなっていたが、久々に堪能させていただいている(そろそろ終盤戦)。その割りにあまり売れていないと聞くのは寂しいながらも時代性と納得。ここまで褒め言葉を尽くしても1位のWiiSports には及ばないし。
この類いの関連タイトルは「MOTHER3」。N64時代にポリゴン3Dによる贅沢な演出を望み破れ、GBAでシンプルに復活。N64で予定されていた姿でも見てみたい気はするが、自分はこれで満足している。
MOTHER3

3位 しゃべる!DSお料理ナビ

しゃべる!DSお料理ナビ

しゃべる!DSお料理ナビ

もともとゲーム自体、様々なものに興味を持たせるきっかけとしての要素を持っている。けれど実際に料理そのものを作ってしまうこれは、単なる実用ソフトというよりゲームの定義を拡張させた革新的タイトルと言えるだろう。搭載されたレシピでこれはというのは概ね作り切った自分だが、以後も週末には軽く包丁なりフライパンなりを手にもつようになった。今晩は年越しそば、明日は雑煮をつくる予定だ。
次点は「弾いて歌えるDSギター"M-06"」、あと「マジック大全」。出来上がりがゲームに収まらない、こういうエンターテインメントはもっと増えて欲しい。ついていきます。
弾いて歌えるDSギター マジック大全

4位 ファイナルファンタジーIII

ファイナルファンタジーIII

ファイナルファンタジーIII

ハ−ド、ソフト含め、任天堂だけが気を吐いている中、ソフトメーカーの雄スクエニがようやく出した回答がこのタイトル。「懐かしさ」に頼っている点まだ垢抜けてないがユーザーが望む本質を見抜き、必要なところだけ進化させたまとめ方は、これまでの「すべて豪華にすればいいばいいんだ」という旧スクウェアの考え方から確実に一歩進んだと言える。
関連ソフトはFFXII。決して悪いゲームではなかったが、FFという王道シリーズの進化の行き詰まりで苦しんでる感じがプレイしていてつらかった。XIIIはハードをPS3に変え、そのままの進化でいいと突っ走るようだが、その結末はどうだろう?興味を持って静観していきたい。一方、いつぞやは進化過程で置いてきぼり感のあったドラクエが、水を得た魚になっているのが頼もしい。(さっき始めたばかりだけど)DQMJは楽しいし、DQIXも超期待。
ファイナルファンタジーXII(特典無し) ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー

5位 リズム天国

リズム天国

リズム天国

書こう書こうと思いつつ結局書けなかったが、このゲームにも相当ハマッた。ミニゲームであり音ゲー。こういう軽いジャンルはかつては甘く見られがちだったが作り方によってはライトユーザー向けの最適な導入口になる。実際DS/Wiiの快進撃のきっかけはこの開発陣による「メイドインワリオ」からとも言われる。加えて企画したつんく♂氏のリズム感に関する頑なさが・・・という話を書こうとして以前は書ききれなかったので今回はここまで。とりあえずサントラ出て欲しいなぁ。
関連ソフトとして、(本当は「おどるメイドインワリオ」が相応しいけど、すでに上で挙げたので)趣向は異なるが音ゲーつながりで「ピンキーストリート キラキラ☆ミュージックアワー」を。あまり売れそうになくてもきちんとこういう良質なソフトが出てくれる、そんなゲーム業界を今後も期待しつつ。(もちろんサントラ予約済みだ。)
ピンキーストリート キラキラ☆ミュージックアワー(通常版)