Wiiの本当の目玉

ニンテンドーDS 発売前は「ふたつの画面」が注目された。なんでふたつも画面が?両方足してもPSPの方が大きいとの評判だった。出たばかりの頃は「タッチペン」。こすったり、丸描いてみたり、そんなのすぐ飽きると言われた。しかしタッチペンの本当の強みはポインティングデバイスとしてだったし、それよりも意外とWi-fi連動のようなネット連携の方が余程活用度が高いように思える。見た目ではったりっぽく驚かせ、その次に長く使わせる工夫が待っている。そんな二段構えの戦略だったわけだ。

Wiiも同様の展開が待っているに違いない。とりあえず奇抜なコントローラーはすぐに馴染む。あるいは飽きられてクラコンやGCのコントローラーばかりが使われることになるかもしれない。しかしその先の見えにくい工夫こそが本当の肝で、伏線はすでに仕込まれているはずだ。今回のE3で表明されていながら余り注目されているとは思えない「Wii Connect24」は多分そのひとつ。常に何かしらの情報を配信し続けることで「習慣的に」遊ばせる工夫が・・・。
現段階ではあまり邪推せずに驚かしてくれるのを楽しみに待つこととしよう。