郷愁

昨年9月。名古屋出張日記の3日めがタイミング逸して書けずじまい。書きたかった内容はふたつ。ひとつは本来のメイン、万博。こちらはただ「行ってきた」既成事実だけがほしかったので、まぁどうでもいい。
もうひとつはその帰り。幼い頃に済んでいた東山線、本山駅に立ち寄ってのこと。数年前にも一度来ているのでだいたい分かっていたけど、この日は松坂屋ストアの団子屋と、さらには済んでいた社宅が跡形も無くなっていたのが非常にショックだった。
「役割を終えた古いものは、速やかに新しいものに舞台を譲り、退場すべき。」が自論だが、年を取り自身が「古いもの」になっていくにつれ、それがいかに重くつらいことなのか、だんだん実感するようになってきた。

で、なぜそんなことを今日書くのかというと、3/31に「パソコン通信」が終了したから。
まぁ、この件では上の感想は関連する一要素に過ぎない。これを通していろいろなひとに出会い、楽しみ、苦しみ、そして何度ももっと早く終わってほしいとすら考え、実際に片棒も担いだのだから、想いはもっと複雑になる。
当日はお別れイベントに参加。イベント終了後も回線を切られる最後までチャットしていた。もう二度とアクセスすることのない秀タームが悲しい。
・・・けれど。その後仕事で関係するあるサイトにアクセス。そこではまた(あまたある)新しいコミュニティのひとつが根付いてて、ちょっと微笑ましかったりもした。