マイメロディの冒険

サンリオはキャラクターひとつで飯を食う覚悟を決めた会社だ。
もちろん定期的な新キャラ導入も行われているが、同時に現存キャラたちの展開にも余念がない。単に守るだけでなくアグレッシブに攻める。攻め込む。定着したイメージをギリギリのラインで壊し、そして新たなキャラクターとして構築していく。
龍印のヤンキー系キティもそのひとつ。

そんなサンリオ伝説の新たな一歩が、「おねがいマイメロディ」。・・・なのか?

以前から「黒い」との評判は聞いていたが、今朝観て確信。これはやばい。ファンシーなサンリオでもよりファンシーであるはずのマイメロディ(=マイメロ)が、アニメの中で虐待されていく・・

ドブ川に落とされたり、助けられたと思ったら木の枝にひっかけられたさらしもの状態で運ばれたり、ストーリーも強烈にバカ展開で長年のマイメロファンにはきっと信じられない光景ではないかと。

関係者的にも確信犯なのか、制作側の暴走なのか。機会があったらぜひ聞いてみたい。