反日デモに思う

愛国無罪」などと唱えている時点で彼らとは決して分かり合えないと思った。
「愛国のためなら罪を犯すのは仕方ない」という論理には理解の余地はあるが、どんな事情であろうと罪は罪。それはそれとして許されるはずないじゃないか。(だいたいその論理でいくと、当時の日本人だって「愛国無罪」の精神=日本的にはokって話になるけどそれでいいのか?違うでしょ?)

とはいえ日本人としては、こういうときこそ冷静に対応したい。
挑発に乗ることなく、言うべきことは言う。実は今こそ戦後の「謝罪の歴史」を清算する好機なのかもしれない。

戦争は御免。どんな相手だろうと殺したくはないし、もちろん殺されたくもない。攻めてこられたら戦わなくてはならない覚悟は持つべきだが、それは本当に最後の手段として秘めておかなくては。今戦ったところで軍備的にもモチベーション的にも勝てるとは思わないけどね。

しかし右傾化を非難するデモが、かえって日本の右傾化を促している事実に彼らは気付いているのだろうか。悲しくも滑稽だよな。