信じられるものがないことの不安

それがどれだけのものか、味わい始めた。
「おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな」という歌があって。
自分が消えて喜ぶかどうかは分からないが、消えても何とも思わないんじゃないかと思える相手にオールが託されてしまったという認識はある。

疑念はじわじわ来るが、託した相手がどのようなものか正確なところはまだ分からない。放置してくれている間はいいが、必要な時にはオールを取り戻す覚悟は持たないといけない。その点においても離婚はしておいて良かった。独りなら、なんとかなるかもしれない。