2014


すこしうとうとしてたら、あっさり年を越してしまった。まずい。
タイムスタンプいじって。2014年振り返りいきます。

…まずは世相から。ネットでも話題に出てたけど、今年の漢字は絶対「税」じゃない。「嘘」だよ。もちろん消費税がもたらした影響は一年通して大きかったけど、今年の様々な事件に絡んできた「嘘」には、とっても考えさせられた。ゴーストライター騒ぎだけなら普通に笑ってたのだけど、STAP細胞騒ぎには、肝心の小保方さんが最後まで「嘘」と認めなかったのが気がかりで。(ここへきて一部ネットで書かれ始めた推測は自分も考えた。小保方さんは自身の目標を真摯に追求していたのだが、別の誰かが勝手に実験に手を入れた?というもの。例えば彼女に好意を持つ研究員のひとりが彼女の笑顔をみたくて手心を加えていたら、ある日論文が世に出てしまって、それ以後いんちき出来なくなったのでは?なんてな。もちろん証拠が出てこない以上これは妄想に過ぎない。)韓国のセウォル号事件の時には、沈没途中、船内の高校生達が「自分はまだ生きている。早く助けてくれ」とSNSに書いてきた、という話が何度かあった。結局全部嘘だったわけだが、嘘をついた当人らのコメントが印象深かった。「たとえ嘘であっても救助が進めばいいのだから、これはいい嘘だ。」…。ついていい嘘?正しい嘘?韓国を調べていくと、大抵こういう話になる。真実や法(ルール)よりも正しい徳、正義がある。もちろんそれを痛感する場面に出くわすことはままあるが、かといって法や事実を捻じ曲げてしまってもいいのか?「悪法もまた法なり」はソクラテスの弁だが、儒教崩れのあの国では悪法よりも正義が重要という信念があるようで、「正義」の意味、意義を吟味することなく、ただ自分らの都合のよい正義を振りかざしているのだな。そしてもちろんこれに続くのが朝日新聞の嘘。「慰安婦は日本軍によって強制連行された」という30年以上に渡る世紀の嘘が世間を圧倒した。彼らが救いたいと思っている慰安婦のためについた嘘がどれだけの日本人を苦しめてきたのか。アジア大会でカメラを盗んだとされた水泳選手。背景を考えれば小保方さん同様シロと思いたい。わざわざ水泳競技をしにいったかの国で、わざわざ盗みを働く理由はあるのか?あの国からすればちょうど中国を競っていたメダルを別の日本人にかっさわられた腹いせで彼を陥れたのではないか?…もちろんこれも証拠がないので妄想。現地で罪を認めてしまったのも大きいよ。一度決め付けられてしまった「事実」を翻す難しさ。慰安婦問題解決は遠い道のりだ。

と、世相についてはいろいろ書いたが、個人として書くことは特にない。周りを考えるとかなり追い詰められているのだがな。直近は日々の仕事で頭も働かず、せっかくの休みも睡眠時間で消えていく。時間が経つのがますます早く感じられてきて、翻弄されてばかりの毎日。「若い頃に見た夢を消費して大人は生きていくのだ」と、自分は思ってきた。叶うにしろ叶わないにしろ若い頃の想いが生きる糧になっていて、それがどこかで仕事や趣味と交わる驚きと喜びで自分は生きてきたのだけど、最近、ついにそんな夢すら消費しきったのではという慄きが。仕事場では、夢を叶えたり消費したり、そんな人々の輝いてる姿をいつも見ているというのにな。

2015年はさて。どんな一年になっているのやら。