ベイマックス


CM詐欺な話はとっくに知っていたので、素直に期待。敷居を上げ過ぎたのは事実だが、お気に入りになったのは確か。3DSで「カールじいさんの空飛ぶ家」の3D映像配信が始まったが、今作のが出たら買っちゃうかも。というかDVDは入手したい。3Dモニタもあるし。…というぐらい、まずは立体視が素晴らしい。素早いアクションがあってもちゃんと目で追える優しさ。

「上げすぎた敷居」で足りなかった部分は、ひっかかりのなさ。結局ディズニーが目指しているのは万人が楽しめる優等生的作品なので、優しさ、感動、アクション、すべてが100点であったとしても、100点を越えることはない。上がった敷居は100点を越えてくれるのでは?という期待。もともとディズニーに求めてはいけないものなのだろう。そしてもちろん「アナと雪の女王」は個人的に越えた。僕は男の子だからな。矛盾にだって目はつぶる。例えばマイクロボットの発明者がその弱点を追求せず、なんで別の方法で戦うかな、とか。
日本の景色を取り入れた世界観、はあんまり感じなかったかな。どちらかというと自分的には中国とかのアジアっぽい印象。でもリアル感は増した。
ちなみにマーベル作品は見ていないので、スタッフロール後のおまけが楽しめなかったのがちと残念。