- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- 発売日: 2018/01/10
- メディア: DVD
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序盤悪の親玉めいた扱いだったキャラがすっかりお道化た三枚目として仲間に入ってきた終盤は、宇宙の危機の緊張感をつまらないギャグの応酬で台無しに。正直、仮面ライダーゴーストに続くほぼ最低のライダーだと個人的に思う。が、だ。最終回で世界が書き換えられ、主人公と相棒のふたりだけになったエンディングが妙に清々しい。最低のはずなのに良い後味…あれだ。「魔法つかいプリキュア!」だ。あれも内容のない最低の作品だったが、余韻の残るエンディングでなんかいい作品、みたいな気分にさせられたのが気持ち悪かった。腕のいい脚本家にかかれば、破綻した作品であってもキレイに終わらせられるものなんだな。スゲーよ。
さて。次作の「仮面ライダージオウ」第一回も観たのだが、派手なビジュアルの連続なのにさっぱり面白さが立ち上がってこない。過去ライダー登場ネタはディケイド、時間ネタは電王があるから新鮮さがまるで見えてこない。最終回だけでなく一年間、楽しいドラマ見せてよ。頼むよ。(同じ日のルパパトの方が断然面白いんだよね。何回も観直してる。あと裏番組の鬼太郎も何気に良い。名作だ。)