ハワイ航路(1/16)

H.I.S の案内書によると18:10 にカウンター集合ということだったが、大幅に遅れて17:30頃駅を出た。前回のイタリアでは早く着いてもわりと時間が空いてたので「少し遅れてもいいか」という気分だったが、いざ家を出る段になってデジカメにSDカード入れ忘れに気づいたり、コンビニでパスポートをコピーしたりした
という事情もあった。電車は我孫子駅常磐線快速に乗り成田駅、そこからJR成田線で成田空港という経路だったが常磐線快速の各駅で2分ほど一時停止することが数回。ドアが開きっぱなしで激寒い。
空港は第一ターミナル。遅れ気味とはいえすぐにカウンターに行くわけには行かない。何せ今回はまだドルへの両替すらやっていない。それに着ているコートをそのままに行くわけにもいかない。しかし空港入口の両替所は閉まっている!近くの案内所でどちらも搭乗機カウンター奥にあると確認、ほっとしながら第一ターミナルへ進んだ。双方済ませてカウンターへ。
両替所どころか、ほとんど終了した感のあるカウンターの一角、ノースウエスト(デルタ)で女性係員にパスポートと、事前にチェックインした旨の印刷用紙を見せる。が、モニターで再度席をチェック。まだ変更可能な席がいくつかある。「前の方が到着後出やすい」「横に並ぶより(もう片方の席が空いている)窓側に並んだ方が足が伸ばせて便利」という確認の後、席を変更。さらに係員は「帰りの便も同じようのでとっておきますね」とコメント。てっきり現地でチェックイン処理をしなくてはならないかと思っていたのでこれはありがたい。改めて印刷された搭乗券を渡してくれた。そして「もうすぐ出るので急いで!」早めに搭乗しないとやばそうな物言い。当初は「軽く夕飯を食べてから」などと考えてたがもう甘いようだ。セキュリティ検査、出国審査を通過して搭乗口に向かう。待て。急いではいてもその前にすべきことがあるはずだ。同僚に免税タバコ1カートン頼まれてる…こっちは仕方あるまい。問題は。ローマ旅行の時には土曜日にも関わらず搭乗口付近の本屋で少年ジャンプ出てたじゃん。それだ!しかし本屋自体が閉まっていた。夜の成田は早い。
待て!機内食がやばそうなので、飯だ!近くにマクドナルドがあるのを見つけると、荷物をいったん妻に預けてダッシュテキサスバーガーをコーラ&ポテトでセット購入した。
戻ったところですでに搭乗は始まっていた。新聞も受け取れず(JALも新聞サービスをやめたというし、とそのときは思った)席に着く。ちゃんと映画、ゲームのできる端末は備え付けられていた。ローマ旅行時のアエロフロートのと同タイプ。しかしシートとか内装全体がアエロフロートよりも少々古いかな。飛行機に乗る経験はあまりないが、そういえば夜の離陸は初めてかも。飛行場に点々と配置された誘導ランプを見ながら思った。ほどなくして発進。買ってきたテキサスバーガーを口にする。
機内ではすぐに査証免除カードと税関申告書が配られる。「地球の歩き方」のサンプルを見ながら記入。その後機内食が配られた。妻はチキン、自分はビーフにしたかな。うーむ。うまくない。テキサスバーガーを買っておいて良かった。ただ、配られたビールはおいしくいただきました。
現地に着くまではずっと夜なので、食事が終わると機内の雰囲気は就寝モードに。新聞もジャンプもないのは残念だったが、まずは席の端末チェックから。最初に映画。めぼしいのはマイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」そして「UP」=邦題「カールじいさんの空飛ぶ家」。カールじいさんの泣ける出だしを見てから、音楽に。こっちはクラシック含めこれというものなし。ゲームは。パックマンぽい原始人ゲーム、上海、ソリティアクイズゲームなどがあった。上海を少しプレイ…いかんいかんはまってしまう。続いてソリティア、はまる。何度もプレイしてようやくクリア。UIが酷くてやりづらかった。やっぱりDSとかの方がやりやすいとDSiを取り出しDSiウェアソリティアをプレイ。クリアしたところで一休み。気がついたらわりとハワイ付近まで来たようだった。機内食のパンを食べる。ここまでずっと夜だったが、ついに日が差してきて、雲の下に海が見えてくる。そして島。ヤシの木の茂るゆったりした眺望を眺めつつ、飛行機は着陸した。