ハワイ一日目(現地:1/16)

空港に降りたところで携帯電話のモードが変わり、現地時間表示になる。実家の両親に「今着いた」とメール。出口付近なので、おかげさまでスムーズに出口へ。質問も軽く完了。手荷物受け取りも手際よく済ませ、H.I.Sの待つ団体出口は?と、見えるは笑顔でこちらを呼ぶ警備員(?)。こっちでいいんだな。と荷物をもってホイホイいくと、カバンを開けて、の指示。旅行の本には確か、運が悪いと何人かにひとりはこうして荷物の中身を確認させられるという話だったが、どうもひっかかってしまったようだ。別に変なものを持ってきたわけもなく笑顔のまま通過。外に出ると様々、各旅行会社の担当が出迎えていた。
H.I.S. にいくと貝で出来た(?)首飾りをかけてもらい、チケットを渡される。これをもってエスカレーターを上り、次の集合地点に行け、人数が集まったらバスが出るとのこと。さっさと行きたいところだったが、妻がここで着替えたい&自分にも短パンに履き替えろとの指示。じゃあ順番、ということで先に妻がトイレに。少し長く心配になったので電話。ちょっと迷ったとのことでしばらくして涼しい格好になって帰ってきた。次は自分。エスカレーターを上って振り返るとすぐにトイレの表示。なんだ。見つかったので個室に入って着替える、とドタドタと数人がトイレに入ってきたようだ。若い兄ちゃんたちの声。出てみると学生たちの群れ。修学旅行なのか結構な数の制服の若者がたむろしていた。下に下りて妻と合流。再び上がり先へ。H.I.S の集合場所に。ホテルなどで使うLeaLeaカードを渡され、人数がそろったところでバスが到着した。一番に乗り込む。
ワイキキまでは車で2,30分ぐらいか。その間、前面モニタでは人気スポットやLeaLeaカードの使い方などが案内。街の中心部で一旦降ろされる。ビルの3FにH.I.S.のオフィスがあった。別の女性が現れて朝礼(笑)を受けた。H.I.S オフィスでは、無料携帯電話が借りられる。PCでネットできる。日本の新聞が読める。マカダミアナッツが食べられジュースが飲める。そんなところか。自分らは真っ先に無料携帯レンタルコーナーにて2台借りる。日本への通話はもちろん、自分らの通話が安くなるからだが、実際に便利だったのは気軽にH.I.S に相談電話が掛けられること。故障・盗難の保険で多少金はかけたがそこんとこを割り切れば無料になるのでお得だ。オフィスのなかをざっと見渡し、新聞、PCをちょっと見てからホテルに向かうことにした。先ほどのバスが来た場所に戻ると別の車が待機していた。シャトルバスというが、中はグラスがたくさんおいてあるちょっと豪華な感じ。乗ったのは自分たちだけだったが、車はすぐに発車してくれた。
我々のホテル、パークショアワイキキにはすぐ着いたが、ここはワイキキの一番端、隣はもうカピオラニ公園だ。事前に写真で調べたのと同じホテルのロゴを確認してロビーに行く。中には、これも調べていたが「義経」なる和食レストランもあった。しかし周りに日本人の姿はなく、ロビーも現地人らしい太めの女性がふたり。LeaLeaカードを見せて、チェックインできるか聞く。いや、その前にどんな部屋なんだ?今回、すべて及第点の高級ホテルはあえて外した。日本人が少なくのんびりしたところにしたかったからだ。もちろん費用を抑えたかった事情もある。しかし、このパークショアワイキキの特性を考えると、追加料金を払ってでも見晴らしの良い部屋にすべきだと思っていた。ホテル員は「パーシャルビュー」と言うが、このホテルでそれじゃ駄目。部屋変更を交渉。1日$50×4日=$200追加して海と山が見える部屋を要望。5階なら今すぐ、9階なら3時にチェックインと言われ迷わず9階を選択。
まだ午前中。時間まで相当あるので、散歩に出ることに。まずはサンダルと帽子を買うべきとの妻の提案に乗る。ホテルから続く浜辺の道、カラカウア大通りを辿って手近な店に入る。何件か入ってわかったのは、手ごろな値段の店はABCストアで、このチェーンがあちこちに(日本のコンビニ以上に)たくさんあるということ。ここでサンダル、帽子、そして会社の同僚に頼まれていたTシャツを購入した。少し行くと、予め地図で確認しておいたとおりマクドナルドが見えてきた。世界のマックでビッグマックを食べる使命(脳内使命)があるのでここは食べざるを得ない。ただしビックマックは1つだけ。飲み物はそれぞれ買い、ビックマックを二人で分けて食べ、外に出る。少し戻ったところの「チーズバーガー イン パラダイス」が旨いと聞いていたのでそっちにも突入。それらしきメニューを頼むとビックマックより仰々しい入れもので出てきた。薄いパイナップルも添えられてこっちの方が現地っぽい。お腹一杯。トイレに行ってから次どうするか考えよう。我らがパークショアワイキキのすぐ隣、アストン ワイキキ ビーチ ホテルのロビー、2Fに上がる。そこのトイレはホテルのキーカードが無いと入れなかったっぽいが、ロビー近くのプールのところのトイレには入れた。出たところシートで少し休憩。
さて。観光客のワイキキ周辺の移動はトロリーという主要地を巡回するバスが便利だそうで。1日$30で1日乗り放題のが普通なのだろうがこれはあんまり数がない。ルックJTBの客向けの'OLI‘OLIトロリーが一番便が多く、続いてH.I.S客向けのLeaLeaトロリー、そしてさらに少ないのがJCBカード保持者、通常のワイキキトロリー、じゃなかろうか。このうち、10分間隔で走るメインの「アラモアナライン」に乗ることにした。パークショアワイキキの最寄りの乗り場は今いる、アストン ワイキキ ビーチ ホテルのわきにあった。トロリーはワイキキの街中を走り、これまで探してきた中で良く見た安ホテル候補オハナ ワイキキ ウェストや、本当は一番泊まりたかったハワイプリンスホテルワイキキを越えて、「アラモアナライン」最西側のアラモアナセンターまで来た。ここで降りる。アラモアナセンター入口にでかい看板「田中オブ東京」に目が行く。名前もすごいが写真のシェフの顔も自身ありげでインパクトあり。入口から入る。広いフードコート、そして「ホノルル・クッキー・カンパニー」に目が行く。会社のおみやげとしてはマカダミアチョコでもいいんだけど、ここのクッキーも良さげ。ということで妻のお土産も兼ねて結構な数を購入。その後フードコートをざっと見る。手もとのDSi地図によると、ここにカレーのココイチがあるというので探す、フードコートを少し出て外の道路側にココイチ発見。さすがにここでは食べないだろうとその時は思った。
妻は次なるトロリーのコース「ダウンタウンライン」を周りたかったようだが、自分としてはこのアラモアナセンター北にドンキホーテがあるのを調べていたのでそっちの見学を希望。向かうことにする。あちこちの土産屋を散策しつつアラモアナセンター内を北上、外へ。地図だとすぐ近くだが若干歩いたかな。結構暑い。(ローマでは良くあったパターンだが)。地図を頼りにようやくハワイドンキ到着。内部はちょっとだけ見れば満足かと思っていたが、なかなかの広さ、品揃えでじっくり見て回ることに。同僚用の土産にカップラーメンを買い、いつものようにゲームコーナーを見る。ほかには日本を意識した食品系、妻が見たかった洗剤系、カバン系を探した。散々見て満足して外に出たが、買ったのはカップラーメンだけだった。その後いったんアラモアナセンターに戻る。
アラモアナセンター北からの入口でまた看板に遭遇。見覚えのある店が。「ブックオフ」?そんなのガイド誌になかったような。実際手元の「地球の歩き方」にも記載がない。じっくり探したかったが、先に妻主張の「ダウンタウンライン」巡回をすることに。元のアラモアナセンター南、トロリー停留所に戻る。ちょうど「ダウンタウンライン」巡回便が出発したところに遭遇。こちらのラインは30分間隔。ブックオフが気になるが、ここはしばし待つことに。かなり待った気がしたが、ようやく「ダウンタウンライン」到着で乗り込む。同乗者は他2団体ほど。個人的にはあまり期待したコースではなくそれとなく写真撮影。目玉はカメハメハ大王像だろうか。(「カメハメ波〜」とかいう連中が多そうだが、自分としては「南の島のハメハメハ大王/みんなのうた」を推したい。)こっちのコースは確かにこじんまり、だが多くの店が密接している感じ。途中、アロハタワーで10分ほど撮影休憩(?)。タワーを中心に写真。(このときは上に上がれるとは気づかなかった。ちょっと残念)。コース一周してアラモアナセンターに戻った。どうしてもブックオフが気になるのでもう一度アラモアナセンター北の看板を探しにいく。今度はブックオフも看板も見つからない。そもそもブックオフはこのセンター内にあるのか?センター中央の案内所で聞くことに。少し順番待ちして聞く「(英語で)ブックオフ、知りませんか?」「(もちろん英語で)白木屋なら2Fにありますよ」?なんか話がかみ合わない。白木屋が2Fにあるのは知ってるけど、そこは飲み屋だろ!要領を得ないまま一旦諦める。
トロリー停留所への道すがらで部屋着用短パンを購入。停留所にくると、「アラモアナライン」のトロリーはすぐ来た。もう5時になっていたのでホテルに戻ってチェックインすることに。ちなみにこのトロリーの運転手の話ぶりが面白い。「次の次のツギ!サラトガ。次の次の次の次のツギ!イリカイ」とか言うのが記憶に残る。アストン ワイキキ ビーチ ホテルで下車し、パークショアワイキキへ。ホテルロビーで名前を言うと、すぐにカードキーを出してくれた。ルームナンバーは915。早速エレベーターで上にあがる。カードキー使いがうまくなく入るのに少し手間取るのがもどかしい。部屋は。大きい液晶テレビ(LG電子)は新しかったが、他は少し古さを感じた。
肝心なのは景色だ。ラナイに出て。右手が海。左手が山(ダイアモンドヘッド)。正面が公園、といっても森に見える。右下から海岸線に沿って道が走る。眼下にはホテルのプール。残念なのは左に当ホテルの建物がL字型に、また右はもちろん今いるホテルがあるため、若干視野が狭いこと→海岸が正面でないこと。見方を変えると山も海も両方見える贅沢な眺めとも言える。よし、費用追加して良かった。H.I.Sからは「タンタラスの丘夜景ツアー」(など)1つ、オプショナルツアー無料権をもらっていたが、これは使わない。良い景色ならここにある。なにより妻が満足してくれたことが有難かった。早速1Fのスタバでアイスコーヒーを買う。ABCストアでわさび味マカダミアナッツも購入。それからしばし休息。
日が落ちたのでそろそろ夕飯だが、外で何か買ってきてこの景色を見ながら食べようということになった。ちゃんと街の中央まで行けばいろいろあることに気がつかず、迷い気に1件のステーキ屋?(BLAZIN STEAKS)にて$8ぐらいかな。ご飯に焼肉と野菜が乗った弁当みたいのを購入。ビールも買ってベランダで食べた。うーん。微妙にうまくない。せっかくなので評判を聞いていたスパム巻でも買おうと、妻に留守を任せて再度外出。ABCストアを何件か巡ってそれとサンドイッチを購入。スパム巻はまずくはないが、2回も食わなくていいかな的味だった。
寝る前にネットをしなくては。持ってきたVAIO U を持って1階へ。ここなら無料でWIFIが使えると聞いてきた。確かに使える!が、コンセントが見当たらない。手持ちのVAIO Uはバッテリーが弱ってて電源がないと使いものにならないのだ。一応ホテルマンに断って、入り口の業務用っぽいところを拝借して使っていたところ、見かねたのであろう、別のホテルマンが2Fを紹介してくれた。そっちでもネットは使える。電源もあってテーブルもあって落ち着ける場所だった。さらに2Fから同ホテル内に併設しているバーにも入れるのだった。しばし時間をとって、当ホテルの評判など、確認。あと「ハワイのブックオフ」についても調べてみたところ、なんとアラモアナセンター案内人の言うとおり、白木屋内にブックオフがあることがわかった。飲み屋じゃあなかったのか…。
その後シャワーを浴びて日本語のテレビチャンネル(2つあった)を見て寝た。