GUILD 01(3DS)

GUILD01 (ギルドゼロワン) - 3DS

レベルファイブ、というかその社長の日野さんにはいろいろ思うところがある。本当のところは知らないが、ゲーム誌などのマスコミ情報、ツイッターなどのネット情報から察するに「純粋でまっすぐ」なんだろうな。そこがいい意味でも悪い意味でも氏の作品に現れている。ここでいう「意味」は「作品の質」「商売」の両面で。『レイトン教授』は双方いい感じで収まったパターン。『ガンダムAGE』は…どっちも最悪としか思えない（個人的見解です）。
『GUILD 01』は、商売としては多分ダメだろうと思う。『Wiiスポーツ』のように中型のゲームがゴロゴロ、というパッケージ構成はありだけど、全体の方向性にまとまりがないからインパクトに欠ける。作家性ではマニアにしか受けないよ。でもマニアの立場としては、大変ありがたい。小粒でもキラリと光るゲームに触れられ、職人ゲーム作家にとっても良い食い扶持になるだろう。02の発売は決まってるようだけど、ちゃんと発売まで漕ぎ着けてほしいし、03も期待したい。多分買い続ける。

で。現在はルール簡単手軽に遊べる『解放少女』がラスト直前。方向キーで自機を操作しつつパッドで照準を合わせて弾を撃つ、というのはどことなくパルテナちっくだけど、自分はこっちの方が好きかな。作品全体の印象も須田氏らしさを感じる。他３作品は感想を述べるとこまで至っておらず。