雑感

自分の生きている時代、国は、かつてないほど平穏なのだと思うのだけれど、それでも長いこと生きていると、時々歴史の節目に立ち会った、と思える場面にしばしば出くわす。

1995年は阪神大震災にオウムと2つの事件が立て続けにおきた。1.17は、仕事で講習会の講師をしていた日で、会場の控え室のテレビで惨事を見た。この年はこれですべてかと思ってたら春にはオウム事件
2001年は9.11。帰宅してテレビのニュースを見たら世界貿易センタービルが燃えていて、そこにもう一機、別の飛行機が突っ込んでいくのをリアルタイムで見た。
そして今年だ。3.11の余韻がまだ覚めやらぬ状況で、ビンラディン殺害ときた。1995年の地震と2001年のテロ話がまとまって来たような印象。地震は余震が今後も続きそうだし、テロも、これで平和になるというより、むしろ活発化しそうな気がしてならない。オバマ大統領の演説も、「USA!USA!」の米国市民のバカ騒ぎも、イスラム圏の人々の気持ちを逆撫でしたんじゃないかな。アルカイダの反撃をすべて押さえ込めばよいのだが…。
※ 皮肉なことに、今回日本はテロの標的から外れていそうな気がする。すでに地震でボロボロになってるうえに、アメリカとの同盟関係が希薄になっているからな。これは民主党のおかげか。