CM-64

X68000のHDDを抜き出したのは良いが、HDD起動はうまくいかないまま。それでもできるところは少しづつやろう、とMIDIデータサルベージに入る。FM音源系、MDXデータが消えてくのは予想範囲だったので早めに保護してあるのだけど、気が付くとMIDIデータもほとんど消えかけているようで。前からおかしいと思っていたけど、WINDOWS7だとコントロールパネルレベルでMIDI対応していないし。「Putzlowitschs Vista-MIDIMapper」をダウンロードして、システムドライブのWindows→System32に入れる。素人さん無視かい。)時代はMP3なのね。

まずは手持ちで一番古いMIDI音源、CM-64から。本体は一度壊れたが、同僚S氏にネットを調べて購入してもらった。本当、ありがたい。実家のX68000、5インチフロッピーストックを調べると23枚に分けて整理してある。それを5インチの読めるPC(WIN98)+DITT.EXEで一枚づつサルベージ。X68000で読めるXDF形式のファイルにD88toXDFで変換。マイネットワークでWINXP環境に一旦移してからUSBメモリにコピー。自宅に戻り、CM-64を設置。YAMAHA UX16MIDIケーブル<>USBケーブル)で繋いでからX68000エミュレーターXM6gを起動。先にサルベージしたハードディスク環境からRCP.Xを動かしてXDF内のMIDIデータをひとつづつ聞いていく。気に入った曲があればSoundEngineも起動させてMP3に変換。CM-64には曲によって追加の音源カードが必要で、しかしマメな自分はちゃんと買ってあった。「SN-U110-06 (Orchestral Winds)」「SN-U110-07 (Electric Guitar) 」「SN-U110-10(Rock Drums)」。
昔の曲を聴くためだけに、多種なツール、パーツを駆使。なにひとつ欠けても聴けないわけで。こんな環境をもっているひとももうそれ程多くはあるまい。贅沢な環境と言えなくもないな。自己満足だ。