仮面ライダー響鬼

番組が始まってからここまでの簡単な感想。
シリーズ初の30代、大人のライダー。どこが「大人」かというと、戦いがきちんと「ケ」になっているところ。
・・・「ケ」だけじゃわからんか。「ハレとケ」ね。
お祭りとか非日常が「ハレ」で日常が「ケ」。いつも新しいことばかりで一杯一杯、ではなくて。普段から鍛え周到に準備し、日常の仕事として淡々とバトルをこなしていく姿。これが職人であり大人。一見地味でつまらないようだけど、長い人生の中で育まれた確固たる自信が頼もしいんだな。ヒーローとして子供が憧れるかどうかちょっと疑問もあるけれど、今ならばわかる。というか自分もそうありたいものだ。