ねじ式(X68000)

アドベンチャーゲームラソン」の後半に持ってきたところ、これに手こずり長期休暇終了。まさかどこにも攻略サイトがないとは。「夢紀行」的な設定は「不思議の国のアリス」ですか。「ファンタステス」ですか「リリス」ですか、という感じで個人的には好みなのだけど、理不尽前提なのでフラグ立てが非常に分りづらい。2章までは終わったので、引き続きクリアに向けて頑張りたい。

せっかくなので、攻略メモを残しておこう。具体的なフラグまで判明できていないので「攻略」というのもおこがましいが、とかくゴール設定とか不明なゲームなので彷徨うにしても目星になるものを書いてあるとだいぶマシになる。もちろんネタばれなので注意。

ねじ式 攻略メモ

プロローグ
ゲンセンカンのおかみと寝る?ことが目的となる。
そのためには駄菓子屋で天狗の面を入手して風呂に行くべし。天狗の面を持ってあちこちフラグを立てにいく。人影だけのひとから、天狗の面でゲンセンカンの真の姿がうんぬんの話が聞けたらゲンセンカンで風呂に入れるようになるのであとは流れで最後までいけるはず。

1章
3人の美少女&女の手首の話。ビルと樹海の2つの迷宮が出てくる。
ビルは2Fに鍵のかかった部屋。地下に壁絵の部屋があり、壁絵を通って沼地にでる。樹海を抜けるのがこの章のゴールだが、案内人がいないと樹海を抜けることができない。フラグを立てていくうち、樹海の案内人が「シンデンのマサジ」だと茶屋の娘から聞くことが出来る。彼は小屋の向こうの岩地にいるらしい。この情報は聞ける頃には岩地にいけるようになるが、そこには彼の帽子があるだけで本人には会えず仕舞い。ここまできたら今度はビル地下の壁絵を通った沼地に現れる二人めの少女(ひとりめはもっきり屋の少女)に
何度か話を聞く必要がある。最初は「本当の目的を果たさないとシンデンのマサジには会えない」という。いくつかフラグを立てて、本当の目的が樹海の手首にあり、その謎を解くにはビル2Fの部屋に行くしかない。鍵のかかった部屋?ビルには鍵のかかった部屋なんてない、という言葉をきけたらしめたもの。その部屋で父の言葉を聞き、樹海の手首から己れの日記を得て、茶屋にいくとシンデンのマサジに会える。彼の案内で樹海を突破。この章は終了。

2章
起・承・転・結のお札を集め、最後に森→山道を取ってほんやら洞に行くのが目的になる。
最初は結の家の番人がすでに死んでいて不在&ひとから聞いた念仏がでたらめで進めないが、画面上の森に気付いて(フラグが立つと出てくるのか?最初は気付かなかった)山道の前までいけば…山道には怖くて入れないが、結の番人が生きている過去にいける。そこで正しい念仏を聞き、結のお札まで順々に受け取れる。土蔵も復活するが、ここには鍵がなくて入れない。何度か森をくぐり、過去と現在を行き来する。山道から降りてきた三人衆が質屋に売った蓑をもらう。現在で土蔵の跡に鍵を埋める本家の奥さんから鍵をもらい、土蔵の中の雑木林を抜けた先に住んでいる鳥と言葉が交わせる李さんから、「山の天気は問題ない」こと確認できればようやく
山道に入れるようになる。ほんやら洞のべんさんからお酒をもらってこの章は終了。

3章
ようやく「ねじ式」の章に入る。が、とりあえずはここまで。

謎の名言集

迷宮内で出会う人影と禅問答的な会話がなされる。含蓄があるような、それっぽいだけなのか。せっかくなのでメモしておこう。

「目に見えるものは本当に在るか?」
いいえ→「虚構のうちに閉ざされた扉。その実体を否定する者を探せ」

「出会う前に別れた事があるか?」
いいえ→「別れた後に出会うだろう」

「物が透けて見えるか」
はい→「天を仰ぎ、やがて気になり空に融けたとき、全てが見えるだろう」

「愛を信じるか?」
いいえ→「憎しみは信じるか」

「絶対的支配は有うるか?」
はい→「支配したとき、同時に支配したものに支配される」

「旅の案内人はいるか?」
いいえ→「一人でこの道を抜けることは出来ない」

「行動規範はあるか?」
はい→「あらゆる不道徳なものは道徳的である」

「虚構について知っているか?」
いいえ→「きみも虚構なのだよ」

「追う前に追われた事があるか?」
いいえ→「垂直歩行をしてたどりついたら、自分の背中が見える」

「不安はあるか?」
はい→「夢は果たされぬ」

「現在について知っているか?」
いいえ→「全ての現在は全ての過去の過程である」

「言葉を信じるか?」
いいえ→「言葉は事実でなくても吐かれた言葉は事実だ」

「欲しいものはいらないか?」
いいえ→実体は連続して存在している」