チョコボと魔法の絵本 魔女と少女と5人の勇者(DS)

まずは前作と同じところから。非常にとっつきが悪い。前作もしばらく積みゲー化していた経緯があるので、今回は安くなるまで待って「落ち葉拾い」したのだが、最初のところを少しだけやってまた積みゲーになってしまっていた。どちらも導入部がのんびりしてるのでゲーム世界に入っていこうという気になりづらいのね。話を進めるにはその度に新しいルールのミニゲームをクリアしなくてはならないので都度ルールを理解していく過程がかったるい。バトルも経験値で強くなるわけではなく。常にここで詰まってしまうかもしれないという不安を抱えてしまっている。で、久々にやり始めたらだんだんテンポが掴めてくる。ミニゲームの難易度も数回プレイすればなんとか突破できるバランス調整されてるし。そうなると後はラストまでは一気。総プレイは10時間ちょっとだ。
前作と異なるのは世界観とシナリオ。前作はわりと単純な役回りだった「魔法の絵本」が効果的に扱われていた。3つの別々の物語を体験した後、4つめで謎が全て明らかになり、3つの物語と現実がシンクロして最終決戦に行く流れはなかなかのカタルシス。良質な児童文学的テイストは自分にとって相当な好みだし。それにしてもあんな単純なラストバトルは長いゲーマー歴としても初めてかもしれない。
もちろん前作とカップリング状態で発売されたサントラも購入済み。

チョコボと魔法の絵本シリーズ オリジナル・サウンドトラック

チョコボと魔法の絵本シリーズ オリジナル・サウンドトラック

クリアするまであまり聴かないようにしていたが、これでじっくり堪能できる。今作は(多分)ゲームオリジナル曲が増えているのもうれしい。いいかげん過去のFF曲リメイクばかりなのは飽きてたところだ。