知り合いの出身が実はここだったり、するかもしれないが熊本という土地との縁を感じたことなどこれまでほとんどなかった。なのでばかばかしいまでにちょっとした情報も個人的には新鮮。
そのうちのひとつが「せんば子狸まんじゅう」。
熊本駅のおみやげ屋で出会ったのだが、見た瞬間、このＣＭのメロディが脳裏に閃いた。以前購入した「のこいのこ大全」に載ってたよこれ！熊本名物だったのか！（すげーかわいく歌ってるのですよ）
さらに翌朝ホテルでなにげにテレビを付けていたら鞠つきをする女の子のシーンが。
歌はもちろんおなじみの↓
「あんたがたどこさ 肥後さ
肥後どこさ 熊本さ
（熊本か！）
熊本どこさ せんばさ
（せんばか！）
せんば山には狸がおってさ
（せんば子狸か！！！）
・・・と、これまでの知識がカチンとはまる瞬間であった。
こういった「記憶のなかでバラバラに集積された情報がなにかのきっかけで体系化される」ってのが学問を成す者の喜びなのだと些細なことから高尚っぽい結論で締めてみる。*1
蛇足だが、上記個人的感慨から「せんば子狸まんじゅう」は出張土産となった。
*1:さらに蛇足。で、そういった「知識の体系化」を地球レベルで外在化させたのがこのHTMLでありインターネットである。実現しちゃうとそれほど大したものという気がしないけど、パソコンもなかった時代に思いついた偉大な先人には敬意を払わずにはいられない。
