たまたま寄った店にあった中古ソフト。以前「ゲーム批評」で紹介されていたもので千円以下で購入。
基本的には声優フューチャーのゲーム。この手のは壮絶なクソゲー、バカゲーになるケースが多く、実際これもそうだけど(^^;)今作はいい意味での「バカ」。
DJになってゲストと語るラジオ番組シミュレーション(?)。ときどき出てくる選択肢に沿ってゲストとの会話を繋ぎ、良い評判を得ようというシステムは単純ながら割りと独創的で良いと思う。雑過ぎる絵柄も個性と割り切ればOK。語りはプロの声優なのでちゃんと聞けるものになってる。
しかるにこのゲームを決定的に「バカゲー」にしてるのがゲストキャラたち。オカルト作家とか、自称アーティストらが電波全開でひとりよがりに語りまくるので会話は毎度破天荒な展開に。とても気ままにおしゃべりしていられないという・・・。途中どういう選択が正解なのかも良くわからないし。まぁそんな「おバカテイスト」も通としては味なのだ。もちろん当時定価で購入していたら怒ってるだろうけど。
きちんと作りこんでDSあたりで出せば意外と良ゲーになる予感がするので、予算もネタもないゲームデザイナーにはお勧めしたい。
