歌舞伎

なぜかチケットが手に入ったので、生まれて初めて観に行くことに。
歌舞伎座は、もちろん前は何度か通ってるのだけど、中に入る日が来るとは以前は考えもしなかった。建物内散策だけでも結構面白い。肝心の演目なのだけど、せっかち現代人な自分にはきついテンポなので眠気絶望的だったが、イヤホンガイドのおかげで最後まで頑張れた。
以下の感想は歌舞伎事前知識のない人間によるものなのでわかる人にはみっともないんだろうが、そういう初々しさも込めて。

本朝廿四孝
いきなり動きの少ない出だし。姫の出だしなど背中越しに語られたりと眠いこと限りなし。威勢のいい男役が見栄を張るところでようやく「ハッ」とした。細部は発見しっぱなしだが、概ね自分の「歌舞伎イメージ」に近い。

雪暮夜入谷畦道
普通の速さでの会話が始まったところでちとがっかり。こういうのもあるのか。前演目のような武将世界の背景もなく、庶民的な話もなんか地味。

英執着獅子
踊り。着替えとか小物とかいろいろバリエーションがあって楽しめたが、中盤三味線演奏だけになった時が眠気的に一番つらかったかな。