2020

一年を振り返ってみて「まさかこんなはずではなかった」と、おそらく地球上の誰もが思っているのではないだろうか。バラバラで広い世界の人々との間に、こんな共通の認識が芽生えることがあり得るなんて。そういう意味では一生のうちでも貴重な体験をした一年だったと言えよう。もちろん二度と味わいたくはないし、早く終って欲しいんだが。

100年に一度の大厄。昔なら局地的なものだったろう。100年前のスペインかぜで初めて世界中に広まる実績が出来たのだろうが、その反省が活かされることなく今回の新型コロナ。戦争、地震、台風。さまざまなリスクに対して備えてきたはずが、この件についてはさっぱり。予見はできていたはずなのに。100年前とは事情も違いすぎるし、あまりに影響が大きすぎて備えようもなかったんだと思う。
感染を減らすには経済活動を止めるのが一番だが、そうすれば経済が死ぬ。経済を優先すれば感染者と医療が死ぬ。まさにあちらを立てればこちらが立たず。どっちも大事なので政府や自治体が大局見てバランス見ながら調整するしかないんだが、それぞれの最前線はどっちも「殺す気か?」と大騒ぎ。もちろんどちらも大切なんだよ!まさにこの世の地獄(今ニュースで東京感染者1300人越えを報道。うわ、ついに来ちゃったよ。)

もちろん境遇はそれぞれ。地方のコミュニティ繋がりの薄いひとには縁遠いかもしれないし、会社や店が潰れて収入ピンチのひとも多いだろう。自分も業種的には大ピンチ。収入なんて…もちろん語れはしないが傍からもヤバイと見えるだろう。その点は会社がしっかりしているので直近ではまだなんとかやって行けてはいるものの…。来年も年明け早々大変になることが判明しているので、頑張らねば。働けているうちがなにより。

ともあれ。今晩除夜の鐘を聴いたあと、恒例のスーパー温泉に行くか、迷うところ。なにせ1300人だからな(東京の話ですけどね)。

ちなみに。ゲームは、ほとんどレトロゲームで済ませた。サクナヒメは貴重な最新ゲームプレイでしたわ。