ひとりカラオケ道

もう断言しちゃう。カラオケはひとりに限る!
そもそもカラオケはコミュニケーションツールとして不完全。みんなで合唱するなら分かるが、各自が好き勝手に歌うモードになると、それはもう、ただのひとりよがりでしかない。そうかといっても気を使って、みんなが知っててかつ楽しげでアップテンポな選曲考えたり、順番を気にしたり。そんなの、もう面倒なんだよ!
誰に気兼ねすることなく、オレはオレの好きな歌を歌う!願いはそれだけだ!Yes,ひとりカラオケ!!

まあ。最初は確かに後ろめたいんだけどね。でもすぐ慣れる。ひたすら歌えばいいんだ。今ならコロナの心配もないしね。カラオケ業界もそっちへのシフトを進めるべきではないだろうか。

自分も何度かひとりで通い、歌っているうちに、そろそろ趣味として「ひとりカラオケ」を書いていけそうな位にはなりましたよ。そんな自分がメモしておく、ひとりカラオケのノウハウ。

前提として、まずはJOYSOUNDの会員になるべし。DAMもあるかもしれないが、自分はJOYSOUND一択。会員になると自分のお気に入りの歌を登録できるのがいい。来店のたびにいちいち曲を探すのは面倒だからな。曲が固定してしまう懸念はあるが、結構な曲数が登録できるようなので、自分だけの歌本を作るつもりでいくと、楽になる。自分に合ったキーをお勧めしてくれるようになるのもポイント。

で、ここからが本番かつ究極。ない曲は自分で持ち込め!

カラオケの一番の不満はまさにこれ。歌いたい曲がカラオケに入ってない!
自分の好きな歌はゲーム系からたくさん出ている。このジャンルも昔と比べればかなり充実はしてきたと言えるのだけど、ゲームメーカー側がその気にならないとまるで入ってこない。リクエストは出せるが、なかなかね。そこでだ。

JOYSOUNDの公式店にはいくつかLINE INできる機材を導入してる部屋がある。(全部屋ではなさそうなので事前予約が吉。)なんでもエレキ系の楽器を持ち込んで演奏も楽しもうという趣旨らしいがそんなひとがどれだけいるのか?(<自分の専門外に口を突っ込むと大抵恥をかくので注意。)

www.joysound.com

ともあれ、ここに持ち込んだカラオケ演奏曲のプレイヤーを繋げばいいわけだ。プレーヤーはデジタルオーディオプレーヤーでもスマホでもなんでも良いが、自分はGPD WIN2を使う。 

 以下はとってもニッチな自分だけのやり方だ。

■ソフト的アプローチ

1.曲集め。
歌いたいぐらいだから、そもそも曲ファイルぐらいはたいてい持ってるだろ。なければ*******とかから******するだけだ!(一部伏字にて配慮。)

2.歌詞集め。
今どき歌詞掲載サイトも結構あるが、著作権絡みでダウンロードできず。都度サイトにアクセスしても良いのだけど、曲と歌詞をカップリングで収納することですぐにアクセスすべくテキストファイルで持っておきたい。サイトから探して来たり、最後は耳で聴いて自分で書いてしまったり。

3.ボーカルカット
元歌のボーカルと一緒に歌うようではカラオケとは言えない。ボーカルをカットするソフト・アプリは結構出てるが、完全に消すのは難しいらしく、ほとんどは遠くで小さく聴こえるようなレベル止まり。これでは使えない。だが、ようやくかなりの高レベルでボーカルカットしてくれるサイトを見つけた。

vocalremover.org

ここが現時点でのお勧め。多少に残ってる部分もあるが。元ボーカルがほとんど気にならない。ありがたい。

4.音程ずらし
女性ボーカル系がお好みの自分にとっては必須な機能。低い声でも歌えるが、それでは気持ちよくなれない。今使っているのは Practice#

www.gigafree.net

キーボードのボタンで音を流しながら音程上げ下げ出来るので、便利。


■ハード的アプローチ

GPD WIN2が邪魔にならず、歌いやすくするための工夫だ。

1.無線化
GPD WIN とチューナーを有線で繋いでいるようでは気持ち良く歌えない。 Bluetoothオーディオレシーバーで音を受けるようにすれば無線で済む。

2.縦持ち
普通に横画面のままで持っていると姿勢的にも歌いづらい。歌詞を見やすくする意味でも縦持ちがベスト。GPD WIN2 の縦画面化自体は普通にOSの設定で可能だが、いちいち設定画面で変更はまどろっこしい。そこでショートカットなどで気軽に画面転換させるようにした。…これが結構面倒だったのだが。

blog.dreamhive.co.jp

KINDLE読書利用のために、事前にこの使用方法を確立しておいて助かった。ちなみに疲労に応じてマイクの持ち手が変わるので、縦持ちの方向はどちら側にもすぐ対応できるようにしておきたい。

 

いやあ、苦労したなあ。しかしその甲斐あるかなり理想的なカラオケ環境が創造できたような気がする。充実した自己満足。