SWITCH(MEGA-CD)

スイッチ  MCD 【メガドライブ】

スイッチ MCD 【メガドライブ】

  • 発売日: 1993/04/23
  • メディア: Video Game
 

任天堂の現行ハードの名前が同じくスイッチだけにややこしいことになっているが、こちらは1993年に発売されたメガドライブ+メガCD対応のゲーム。

すべての機械が狂った。
スイッチとコンピューターを結ぶ回路が狂い、
世界はデタラメになった。
このままではテレビゲームもできない。
この異常事態を正常に戻す為に
特別のゲームソフト『スイッチ』
が開発された。


↑のストーリーにはわくわくしたね。当時は狭いカートリッジの世界からCD-ROMに移行してる時期。無限の容量を保証された夢の媒介CD-ROMによってでいくらでも手間をかけた演出を、それこそ無尽蔵にできる(イメージです)。スイッチを押すというただそれだけの行為でどれだけの変化を見せてくれるのだろう!楽しみだ!

というのが当時の期待だったが、そもそもメガCDを買わなかったので、プレイすることなく幾歳月…というか27年か。ようやくプレイすることが出来ましたよ。

まあ。冷静になって考えれば、というか当時でも薄々感づいてたが、いくら容量があっても、そこにどれだけのアイデアが詰め込めるかが勝負なのだよな。スイッチ押したら何か起こるか分からない、という世界設定自体出オチでしかなく。実際は何の脈絡もないシュールな展開が繰り広げられるだけ。つまらないのはいいよ。たくさん考えなきゃならないんだし。でもゲロばっか出されてもなあ。さらにゴール行くまでの道程も運任せ。全体マップで少しづつ下の方に向かっていって、一番下に行けば良いらしいが、押し間違えると序盤に戻らされ同じネタを延々と見させられる。こうなるとネタの面白さなんかどうでも良くなり、早く終れとしか。ということで、さんざん同じネタとゲロを見まくっただけで終わってません。意地でも張りたいところだが、ゲームを立ち上げるだけで気持ち悪くなるようになったので、当面退散するしか。
まあ、良い勉強になったよ。(え?)