レイトン教授と超文明Aの遺産(3DS)

レイトン教授と超文明Aの遺産 - 3DS

レイトン教授と超文明Aの遺産 - 3DS

クリアにつき感想。
レイトン教授も6作目、『レイトン教授VS逆転裁判』も加えると7作目で、これでいったん完結となる。
最初の3部作完結時には「このまま終わらせちゃ勿体無い」と思ったので続編発表は歓迎したけど、今度の完結についてはこのまま終わっちゃってもいいかなと思ってる。さらに続編が出たら多分買うんだろうけど、正直わりと飽きた。謎のほとんどがパズルになっちゃったのが大きいかな。全体の物語もわりと淡白。世界旅行というとスケールが大きいが、実際は各地におけるちょっとした宝探しイベントの繰り返し。つまらないわけじゃないけど小粒な感じ。もっとも、各シーン一枚絵の作りこみには感心というか感動した。「世界旅行」に相応しい、立体感あふれる美しい風景と動き。単なるコイン探しではない、さまざまな反応が楽しめる。MS-Windowsが出たばかりの頃に少しだけ流行った「動く絵本」の究極形というか。
最後にオチについて。(少しネタバレにつき注意。)いろいろ引っ張ったあげくの肉親オチ。他作品ならふさげんなというところが、当シリーズでは許せてしまうのが人徳?なのか。