スーパーマリオ3Dランド(3DS)

スーパーマリオ3Dランド - 3DS

スーパーマリオ3Dランド - 3DS

買わないつもりだったけど、ネットの評判があまりに高かったので購入してしまった。最もここで何度も書いてきたとおりマリオは苦手分野。巷で言われるほど超絶に面白いとは思えず、とはいえ今作ならではの特性についてはそこそこ理解できたつもりだ。
一番インパクトを感じたのは高所恐怖症殺しな演出。上から下を見下ろすステージはゾクゾクして背筋が凍る思い。ギャラクシーでも宇宙の闇に落ちる怖さはあったけど、3Dだと恐怖が数段際立つ。それと2Dへの回帰。「明確なゴール設定」とか「ほとんど固定したカメラ」とか、「分かりやすさ」を追求してたら最終的にそこに回答があった、という感じだろうか。すれちがい通信で1UPや変身アイテムをゲットできたり、失敗し続けるとお助けアイテムが出てきたり(いきなりゴールへ飛ばすアイテムというのもすごいが)様々なゲームスキルに応じて、ソツなく広く対処しているところ、さすが26年目の年の功。
で、簡単にラストを行けるかと思いきや、スターのゲット数が足りないと先へ進めないようで、現在足止め。スター探索中なのだった。

[追記:2011.12.31]
マリカ7購入前には一度クリアしてたと思うのだけど、感想を書き忘れてた。
前述したとおり初心者対策がすごいことになってるおかげで、何とかエンディングをみることができた。うん、満足だ。ありがとう任天堂。もちろん残りステージややりこみプレイはパス。というかクリアするとお助けアイテムが出てこなくなっちゃうようで、それ以後二度とエンディングが見られそうにないという(^^;

蛇足。「高さ」の話になるといつも思い出すのがPSのタイトル『ジャンピングフラッシュ』。ポリゴンが扱えるようになったPS初期はいくつも試行錯誤作品が現れたが、上空まで一気にジャンプしたり、落ちていったり、そういう感覚を見せてくれたタイトルはこれがピカ一。未だこれを超えたゲームは出ていないのではないだろうか。3DSなら、さらにこの「高さ」演出がもう一歩先に進めるはず。リメイクにしろ続編にしろ難しそうだが、魂を継いだ後続作品をぜひ3DSに、と夢想して止まない。