ラジアントヒストリア 特典 オリジナルサントラCD/下村陽子付き
- 出版社/メーカー: アトラス
- 発売日: 2010/11/03
- メディア: Video Game
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発売時はSolatoroboに近い。個人的にはそちらをとってこのタイトルはスルーのはずだった。Solatoroboが「テイルコンチェルト」なら、ラジアントには「ラジアータストーリーズ」なる前作(らしきもの)があるけど、自分こっちは未プレイで愛着ないし。ただSolatoroboが思ったよりあっさり終わってしまった。で。評判も良かったし、限定版には下村陽子作BGMサントラがついてたので買ってしまった。(またこのパターンかよ。)
最初に全体の印象だが、ともかく地味。地味、地味、地味。そして渋い。絵柄は影が黒基調。物語の背景も国同士の戦争物語だし、BGMの曲調も、空気を読んでしっとり系が多く、バトル曲も激しいながら風格が漂う始末。派手めを狙ったSolatoroboとは真逆な仕様。「だが、それがいい」渋好み向けか。
作品のキモは時間移動によるストーリーの分岐システムと、マトリクス上に配置された敵と戦うバトルシステムといえよう。ストーリー分岐だが、これ、ノベル系のゲームではわりとありそうなのだがRPGではめずらしい。おかげで時間帯によっては行きたいところに行けないという不自由さ、正伝/異伝以外の分岐はあっさりとゲームオーバーに直結する割り切り仕様。でも片道で駄目になったらもう一方の歴史で正解ネタを拾ってくるあたりは確かに楽しいところ。こういうのは好きだ。個人的に問題なのがバトルシステム。マトリクスにいる敵を動かしてまとめて攻撃、な戦略性がウリなのはわかるが、その分1回のバトルが長く、消耗戦になりがち。レベルは結構ホイホイ上がるが強くなった実感ないし。単に自分が苦手なだけなので批判しているのではないが、おかげで後半のボス戦で詰まってしまっているところ。ラスボスらしき人物の正体が判明したところなのでそろそろ終盤と思うのだけど…うーん。つらいのぉ。
当然ながらサントラも購入。テーマ曲もテーマソングもバトル曲も安定していて地味で渋い。いつかエンディングまで辿りつきたいものだが。
- アーティスト: ゲーム・ミュージック
- 出版社/メーカー: Sony Music Distribution inc. (JDS) =music =
- 発売日: 2010/12/15
- メディア: CD
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- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2005/01/27
- メディア: Video Game
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[追記:2011.03.19]
逆転検事2も終わり。レイトン教授も終わったところで、改めてチャレンジ。どうもこの作品は積みで終わらせたくなかったから。「レベルは結構ホイホイ上がるが強くなった実感ないし。」の前言撤回。レベルを30ほど上げたら妙にアッサリバトルになってしまった。やはりRPGはレベ上げなのだな。詰まってたところから、さらなるどんでん返しもなく。世界救済のキモはFF10と同じなのだけど、FF10のように根本の問題を解決させたわけでもなく。課題そのままでエンディングになるところもさすが。地味で渋い。で。実は根本解決する真エンドがあったりして?と調べてみたら…あるのか。
[追記:2011.03.20]
で、いくつかのサブイベントをこなし、改めてラスボスを倒して真エンドを見た。問題の根本解決はやっぱりできなかったが、ハイスの魂も救われたし、読後感が変わるラストになった。サブイベントからの流れだけど恋愛ぽい展開もあったし。レイニーか。地味で渋いよな。(しつこい)