2010年


世間的な興味でいうと、ぶっちゃけて言って酷い年だったような。
政治は散々民主党。悪い予想がどんどん具体的になっていく過程を見せつけられた。普天間は地元もアメリカも日本も、関係各位全員不満という最悪な結果となったが、責任をとって辞めたはずの鳩山氏は大変迷惑なことに年を跨ぐことなく復活宣言。悪人に徹しているならまだしもどうやら根っからの偽善者らしい。身近な人間以外でここまで消えて欲しいと心から願った人物は初めてだ。
菅氏は予想どおり何もできず。周りが平穏なら変な災いを呼ぶよりそのままのほうがマシなのだが、鳩山氏の放った災いすなわち日米関係の軋みが中国、ロシアからの干渉を呼び日本崩壊の勢いが一気に進んだかたちだ。さすがに国民も「一度やらせてみた」結果の無残さに気がついたようで、参院選挙以後の地方選は我が松戸市議会含め民主の連戦連敗が続く。今度の国政選挙は多少希望がもてそうだが、当分解散はしないんじゃないかな。あと3年か。高齢社会化も少子化も近隣諸国問題も左巻き政権も、ずっと後回ししてきた「戦後」後処理のツケ。どこまで落ちるかわからないが、もう覚悟は決めたよ。

個人的な話でいくと。
ゲームは任天堂が凪状態。注目タイトルがほとんど発売されなくなって、さすがにWiiの電源もあまりつけなくなったし、DSもそこそこ。その分興味は他に分散させてみた。本当は新しいものをどんどん見つけていくべきなのだけど、むしろより深く過去を掘り下げることが増えたかな。新しいものに手を付けたつもりが実は過去の蒸し返しだったり、いやポジティブに言おう。温故知新のパターンだ。代表格は3D。今年前半FINEPIX 3D REAL にはまり、その流れでLYNX 3D を購入。1年間3Dづくしだった。でも3Dネタは幼い頃に赤青メガネにはまったことに始まり、学生時代の裸眼立体視にと続く個人的には古くからある興味。ようやく条件が整ってきたということだろう。春から秋にかけて楽しんだのが「ゲゲゲの女房」。これはもともと昭和の話だ。夏頃、個人的にはわりと新しめということでハルヒを見始めたら物語の骨格がうる星やつらビューティフル・ドリーマーだったとか。春先に宇宙船サジタリウスのビデオを25年ぶりぐらいに見たと思ったらケモノ系最新ゲーム SORATOROBO が秋に発売されたとか。直近の話でいうと、最近買ったアンドロイド端末の勢いはパソコン通信→インターネット移行時期をほうふつとさせる。
純粋に古いものといえばX68000 HDサルベージか。電脳倶楽部といい過去MIDIデータ漁りといい世間とは全く関係なく己が持つ過去資産に溺れた。さらなる過去資産追求ということで、最近始めたのがファイルマーカー。自身の資産をDB化させる試みだが、これもどこかで新しいことに繋がっていくのだろうか。

そういえば今年は厄年だった。一応それなりの厄除けはしたつもりだが、相変わらずの不運続きはそれでもマシだったのか。来年?よく分からない。