悪魔くん千年王国

悪魔くん千年王国 (ちくま文庫)

悪魔くん千年王国 (ちくま文庫)

こちらも以前「ゲゲゲの女房」で触れられていたので購入。時に展開がいきあたりばったりな気もしないでもないが、それも含め、作品から滲み出る執念というか、シリアスさというか鬼気迫るものを感じる。なお、「悪魔くん」自体はいくつもパターンがある。貸本版が元祖で、それと続きの「悪魔くん世紀末大戦 」をいつかまとめて読みたいところだが、どちらも絶版&古本も高価なうえ野望は達成されていないらしい。今作も同様野望は成されない。完成度ではこの千年王国が一番なのだろうか。

毒をもって毒を制して新世界の神を目指す、こんなすごい主人公、他にいるか?と思ったらいた、デスノートに。←思いついて念のためネットで調べると、同じように気がつくひとは結構いるようで。