- 作者: 藤子・F・不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/05/25
- メディア: コミック
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テレビアニメ版は大杉久美子さんのはっちゃけた歌声が好インパクトなテーマソングなど何かと印象は残っていたが、「黒人差別をなくす会」絡みの騒動がきっかけで封印され、今では全く見られなくなってしまった。原作コミックは上記騒動に加え、テレビ企画先行かつ学習雑誌と毎日新聞のみ1年足らずの連載という特殊事情もあり、過去の単行本化は1回だけ。自分は一度も読む機会がなかった。
さて、感想。テレビ先行企画にて、「キャラクターがボク自身でつくったものではないので、味をひき出せなくて苦労した」と作者本人の弁にもあるとおり、確かにちょっと物足りない部分がないでもないが、それはそれでいつもの「藤子・F・不二雄」安定フォーマットによるクオリティはきちんと保持。赤べえ、パオパオと並んで3人(?)で楽しくステレオを聴き入っているシーンなど絵的にも微笑ましい。また毎日新聞版4コマ漫画の一番最後にガックが登場しているのに驚いた。「シャラバーイ!」のひとだよね。アニメにしか出てこないと思っていた。
アニメ版ももう一度みたい。…と思ってたらYouTubeにあがっていたのね。さすが。