THE 裁判員(DS)

SIMPLE DSシリーズ Vol.48 THE 裁判員 ~1つの真実、6つの答え~

SIMPLE DSシリーズ Vol.48 THE 裁判員 ~1つの真実、6つの答え~

昨年のDSはホラー三昧だったけど、今年は裁判員ネタ。タイムリーだし。「スローンとマクヘールの謎の物語」がクリアしたのでこれからプレイ。ゲーム性は低いらしいけど、シナリオがいいらしいので期待しとく。
[追記:2009.05.26]本日クリア。
良かった。
逆転裁判からずっと「裁判」ゲームはやってきているが、裁判は確かにゲームとして成立しやすい。ルールが、勝ち負けが、ドラマが、一定の期間場所で繰り広げられる。しかし同時に、人を裁くという行為はゲームなどという娯楽には収まりきらない。そんなことを思い知らせてくれたのも今作だ。
複数人の多数決という仕組みはゲームのカタルシスを弱めてしまう要素なのかもしれず、ゲーム性の低さは仕方ないのかもしれないが、だからこそのシナリオ。難しいテーマを絶妙なバランスで扱いつつ、作者のメッセージもきちんと伝わった。SIMPLE シリーズだからこそ実現しえたゲームだろう。