湯けむりサスペンスシリーズ フリーライター橘真希「洞爺湖・七つの湯・奥湯の郷」取材手帳(DS)

24日に買って今朝(27日)クリア。まぁ短かったからな。
他業種からの新規参入で実写のアドベンチャーと言えば、プレステやサターンが争っていたころのタイトル群を思い出す。低予算でトホホ、それでいてまったり。今作もきっとそうなんだろうと思ってたら期待どおりそのまんまで満足。お気に入りだな、これは。
もちろんちゃんと作りこんだ火サス的なのを期待すると肩透かし。B級にも入らない、C級のノリを生暖かいまなざしで楽しむ好きモノ向けタイトルといえよう。

せっかくなので(プレステやサターンが争っていたころの)実写系タイトルをいくつか書いとく。

街(SS/PS他)

この手ので最もメジャーなのがきっとこれ。評判は非常に高いのだが、実写なのが災いしてあまり売れなかった(と言われているようだ。)自分にとってはそれほどでも。文章がちょっと肌にあわなかったのと、・・・これだけ評判がいいなら自分が肩入れしなくてもいいでしょ、みたいな。

アイドルプロモーション すずきゆみえ(PS)

あいどるプロモーション すずきゆみえ

あいどるプロモーション すずきゆみえ

わりと評判が良かったのでなんとなく買ってみたら、確かに意外に良かった一品。すずきゆみえという当時実在したアイドルを育成&プロモーションして国民的アイドルにするのが目標。プレイした頃はそれなりにかわいいとは思うけどイマイチ花がないなという印象。それがクリアする頃にはすっかりファンに。いやファンというより保護者的な感情か。もちろん実際のすずきゆみえは現実ではブレイクせず。主婦でもいい、幸せになっててくれれば。

アナザー・マインド(PS)

アナザー・マインド

アナザー・マインド

スクエニ、じゃなくてスクウェアが作った実写系アドベンチャー。手堅い作りで好印象。終盤はなかなか盛り上がったように記憶しているが、所詮異色は異色。それきりに終わってしまったのは惜しかった。主人公役の「松下恵」をWikipedia で調べてみたら2008年秋の『大決戦!超ウルトラ8兄弟』にも出演されるようで、ちゃんと現役なのだな。安心した。

ユーラシアエクスプレス殺人事件(PS)

ユーラシアエクスプレス殺人事件

ユーラシアエクスプレス殺人事件

スクエニ、じゃなくてエニックスの実写系アドベンチャー。(制作はシステムサコムなんだ。へぇー。)出演者が妙に豪華。榎本加奈子新山千春深田恭子加藤あい。そのくせ実写特有のトホホ感はあいかわらずで、そこんとこを楽しむタイトル。中古で購入したけどゲームは飽きて途中でやめちゃったような。